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    ◇◆◇◆ 速効!!よい子 ◆◇◆◇
      
    真剣に子育てを考えている人だけに教えたい、
      
    子どもをよい子にする方法。
      
    vol.602     2016/1/1  発行部数
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       『季節の小箱〜第1集 家族の時代』発売中
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        ぜひ一度、読んでみてください。(^o^)こうじ
      
     最新の日記はこちらから
      http://blog.livedoor.jp/sinji3218/
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    あけましておめでとうございます。
   
    今年もよろしくお願いします。
   
       (^o^) 正しい人でいる3 自信を持つ
   
    正しい人でいるためには、
      
    ○ 正しいことが何かを知っている
      
    ○ 心が安定している
      
   の2つが必要です。
      
    心が安定しているためには、
      
   ・機嫌よく生きている
      
   ・良い環境の中にいる、良い環境を作る
   
   が大事です。
   
    90分でプログラムした授業ですが、実は、ここまでで、25分
   です。
   
    残りの65分は、心の安定のために必要な最後のことに使いまし
   た。
   
    それは、自分に自信を持つ、ということです。
   
    電車で、お年寄りなどに席を譲るのが正しいとわかっていて、譲
   りたいと思っていても、声がかけられなければ、それは、やさしい
   とは言えません。
   
    声をかけるには、自分に自信を持っている必要があります。
   
    自分に自信を持つ…言い方を変えると、自分の心のカップから溢
   れてこぼれるくらい幸せを感じている状態です。
   
    まず、子どもたちに50個のますのある紙を渡しました。
   
    (これは、以前、ご希望のあった方に渡した紙と同じです。エクセ
   ルで作ってあるので、ご希望があったら、コメント、もしくは直接
   メールでお知らせください。返信のメールに添付してお送りします。)
   
    「この紙に、自分のいいところを書きなさい。今から、20分で、
   50個埋めてしまいましょう」
   
    子どもたちは真剣に取り組み始めます。
   
    友達に相談してもよいことにします。
   
    どんなに小さくて、つまらないことのように思えても、いいこと
   だったら書くように、「毎日宿題をやっている」などの例を挙げま
   す。
   
    自分が特によいものを、表の中のランキングの上の方に書くよう
   にします。
   
    さて、20分後、10個も書けない子もいるし、30個を超えて
   いる子もいます。
   
    これで、どの子が、どれだけ自信を持っているか、わかります。
   
    その紙を回収して、今日の振り返りを書かせ、授業は一度終わり
   ます。
   
    一週間後、回収した紙を再配布します。
   
    先週自分で書いたことを読み返しながら、書いたますの枠を赤で
   囲みます。
   
    もし、一週間の間に、もっと良い所を見つけたら、書き加えます。
   
    その紙を、机の上に広げ、鉛筆を持たせ、席を立たせます。
   
    ここからすることは2つ。
   
    友達の紙を見て、確かに、それは、その子のよい所だと思ったら、
   枠の中に星印を書きます。
   
    さらに、その友達が自分で気づいていない良い所があったら、書
   き加えます。
   
    30分で、全員で全員の50の枠を埋めなさいと指示します。
   
    子どもたちは楽しそうに30分過ごしました。
   
    書き方の例を黒板に書いておいたのですが、気づくと「こうじ先
   生の良い所ベスト50」と誰かが付け加えたらしく、私のことが、
   黒板いっぱいに書かれていました。
   
    自分の良い所ベスト50は、これまでも書かせてきましたが、私
   のことを勝手に書いた学級は初めてです。
   
    おかげで、私自身も、よいところを見つけてもらうと嬉しい、と
   いうことを実感できました(^o^)。
   
    私のよい点として「ときどき笑う」というのがあったので、日頃、
   どれくらい怖いか、わかっていただけると思います(^o^)。
   
    残りの10分は、友達の手を借りて「良い所」がいっぱいになった
   紙を見て、この授業の振り返りを書きます。
   
    「僕のこと、わかってないなあ」などと言いながら、嬉しそうな
   顔をしている天邪鬼もいましたが、「自分に良い所があって、すご
   くうれしかった」と振り返りを書いた子が予想以上に多くて、この
   授業をやってよかったと思いました。
   
    努力していることを褒めてもらうことも、もちろん嬉しいのです
   が、「持って生まれた素質」として見てもらうことの方が、案外、
   根本的な自信になるようです。(このことについては、みなさんから
   のご意見を聞きたいと思っています。)
   
    この紙は、みんなからのクリスマスプレゼントだから大事にしな
   さい、と言って、この授業を終わりました。
   
    「わたしの良い所ベスト50」、テレビやコンピュータゲームの
   代わりに、家族でやってみませんか。
   
    自分で書く時も、お子さんに書いてもらう時も、きっと嬉しくな
   ると思います。

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