ホームページ『季節の小箱』へ  

   ===========================================================
    ◇◆◇◆ 速効!!よい子 ◆◇◆◇
      
    真剣に子育てを考えている人だけに教えたい、
      
    子どもをよい子にする方法。
      
    vol.605     2016/1/24  発行部数 1081
   ===========================================================
       『季節の小箱〜第1集 家族の時代』発売中
        全国どこの書店からでもお求めになれます。
        ぜひ一度、読んでみてください。(^o^)こうじ
      
     最新の日記はこちらから
      http://blog.livedoor.jp/sinji3218/
   ===========================================================
     
    こんにちは。
   
    本格的な入試シーズンが始まりました。
   
    本当に入学すべき子が、ぱっとわかる試験方法って、ないのでしょ
   うか(^o^)。
   
        (^o^) 漢字テストで満点をとる
   
    1年のまとめの時期になってきたので、漢字テストなどの時間が
   増えてきました。
   
    残念ながら、今年も、簡単に満点をとれる子と、零点に近い子が
   います。
   
    なんとか全員、満点をとって、本年度を終わってほしいものです。
   
   
    漢字テストで×になるのは、3種類。
   
   1 全く思い出せず書けない
   
   2 線が一本多かったり、少なかったりする形の間違い
   
   3 偏の間違い、同音異句の間違いなど
   
    1の「全く思い出せない」は、単純に練習不足です。
   
    私の学級では、毎日100文字ほどの漢字書き取りの宿題を提出
   させていますが、この間違いをする子は、毎日やらない、楽だから
   同じ字を書き続ける、など、取り組む気持ちの全くない子です。
   
    毎日まじめにやってくる子で、この×の子はいません。
   
    2の間違いをよくする子は、「漢字を書く自分の速度」を見誤っ
   ている子です。
   
    今年は5年生の担任ですが、平仮名を完璧に書くように、4月か
   ら指導してきました。
   
    1年生で習った平仮名とはいえ、お手本通りに綺麗に書くのは、
   なかなか大変です。
   
    最初は一文字に、多くの時間をかけて、ゆっくりと書かなければ、
   上手に書けません。
   
    やがて慣れてくると、だんだん速いスピードで、上手に書けるよ
   うになってきます。
   
    自転車に乗れるようになるのと同じだと、子どもたちには話して
   います。
   
    今、「自分が平仮名を手本通りに書ける速度」で、漢字を書くと、
   2の間違いはなくなってきます。
   
    よく、ゆっくり丁寧に書きなさいと子どもに言う場合があります
   が、どの程度のスピードかが、うまく伝わらない場合は、「平仮名
   が完璧に正しく書ける速さ」を基準にしてみてください。
   
    3の間違いは、漢字一つ一つの持っている意味を知ることで減ら
   せます。
   
    訓読みのある漢字は、それが、その漢字の意味ですので、簡単に
   覚えられます。
   
    訓読みのない漢字にも、一つ一つ意味があることを意識して、新
   しい漢字を覚えさせます。
   
    今、クラスで使っている漢字ドリルには、一文字ずつ、その漢字
   の意味が書かれています。
   
    意味だけでは分かりにくい場合は、熟語をいくつか覚えて、何と
   なく意味をつかむ方法が有効です。
   
    これは、きっと昔から、「漢字は熟語で覚えなさい」と指導して
   いた先生も多いと思います。
   
    また、偏に注目すると、間違えにくくなる感じもあります。
   
    「溝」「講」「構」などは、偏が漢字の意味を担っています。
   
    漢字は、算数のように、法則によって整備されているものではな
   いので、規則通りにがんばっても、すべてを網羅して覚えることは
   難しいものです。
   
    (「晒す」と「泊まる」などは、完全に文字と訓読みが入れ替わっ
   てしまっています(^o^))
   
    でも、ただひたすら書き続けるよりも、少しでも分析したり、工
   夫したりすれば、飛躍的に正しく沢山覚えられることも事実です。
   
   
    まじめに取り組んでいれば、100点満点のテストで、必ず70
   点がとれます。
   
    それにプラスして、人から教わった工夫を取り入れれば、100
   点満点がとれます。
   
    もし、その工夫が自分で考えだしたものなら、人に教えて感謝さ
   れるので、120点になりますね(^o^)。

   ★☆うまく答えられないかもしれないけど、ご相談がありましたら、
   
   どうぞ、お寄せください。あなたのご相談の内容が、他の方の悩み
   
   を解決する鍵になるかもしれません。全く知らない人だからこそ、
   
   言える話もありますよね。                ☆★