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    ◇◆◇◆ 速効!!よい子 ◆◇◆◇
      
    真剣に子育てを考えている人だけに教えたい、
      
    子どもをよい子にする方法。
      
    vol.611     2016/3/4  発行部数 1079
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        ぜひ一度、読んでみてください。(^o^)こうじ
      
     最新の日記はこちらから
      http://blog.livedoor.jp/sinji3218/
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    こんにちは。
   
    富士山がかすんで見えにくい日が増えました。
   
    インフルエンザには、まだ注意が必要ですが、春は確実に近づい
   ています。
   
        (^o^) カラスは白いと言われたら
      
   みなさんの声***********************************************
   私自身、誤答は消さずに余白にやり直しなさいと教わってきたので、
   子供にもそうするように教えていました。
   2年生の次男の担任の先生は、宿題でもテストでもとにかく間違っ
   ていた答えは消して書き直しなさいという指導をするらしく、そう
   いうやり方だと本人がどんな設問でどういう間違え方をしたのかと
   いうことが分からなくなってしまうのに・・・と、この一年間ずっ
   とモヤモヤした気持ちでした。
   本人も誤答は残しておき、余白にやり直す方がしっくりくるような
   のですが、そうすると先生に「消して書き直しなさいって言ったで
   しょ」と注意されるそうです。
   ***********************************************みなさんの声
      
    子どもが大人になった時、幸せになってほしいと願うのは、親も
   教師も同じですが、細かい部分では、家庭の教育方針と学校や担任
   の先生の教育方針が異なることは、よくあることです。
   
    この時に絶対やってはいけないのが、親が「神様」である時期に、
   先生や学校を、子どもの前で否定することです。
   
    親が神様である時期に、「この先生の言うことは間違っている」
   とか「学校のやり方はおかしい」と子どもの前で言ってしまうと、
   子どもは「学校で教えてくれることは価値がない」という価値観を
   持ちます。
   
    一度そうなってしまうと、子どもは学校で勉強することが無駄だ
   と感じ、勉強をしない子になります。
   
    それがしばらく続けば、その価値観は潜在意識に降りて、基礎学
   力をつける大事な9年間を棒にふります。
   
    ですから、この時期に、学校や担任が「カラスは白い」と言った
   としても、子どもの前では、「先生は白いカラスのことまで知って
   いて、すごいね」と言っておくのが、最もよい対応です。
   
    しかし、先生や学校の方法でおかしいと思うことに関しては、そ
   のままにしておいてはいけません。
   
    まず、子どもにわからないところで、「間違いを消しゴムで消す
   方法が本当に最もよい方法なのでしょうか」と先生に相談してくだ
   さい。
   
    親が神様の時期なら、子どもに知られずに先生と連絡をとること
   は、さほど難しいことではないと思われます。
   
    先生と話すのが面倒だとか、先生が忙しくて、すぐに応じてもら
   えない場合は、「先生のやり方もいいけど、実は秘密兵器があるん
   だよ。この間違いノートは、まだ先生が、みんなには秘密にしてい
   るから、うちだけ先にやってしまおう」と、お子さんに「間違いノ
   ート」を教えましょう。
   
    親が神様の時期の子どもの価値観は、親の価値観ただ一つです。
   
    その時に、親が「白いカラスのことを知っているなんて、先生は
   素晴らしいね」と言い続ければ、子どもは学校の勉強を大事にして、
   勉強をし続けます。
   
    親が先輩の時期に入り、子どもが学校や先生に疑問を持ち始めた
   ら、今度は、子どもがもつ「批判の目」を尊重し、「白いカラスは
   本当にいるのか、一緒に調べてやる」と先輩の立場に立って助言し
   てください。

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