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    ◇◆◇◆ 速効!!よい子 ◆◇◆◇
      
    真剣に子育てを考えている人だけに教えたい、
      
    子どもをよい子にする方法。
      
    vol.612     2016/3/12  発行部数 1200
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       『季節の小箱〜第1集 家族の時代』発売中
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        ぜひ一度、読んでみてください。(^o^)こうじ
      
     最新の日記はこちらから
      http://blog.livedoor.jp/sinji3218/
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    こんにちは。
   
    今週は、突然、読者数が100人以上増えました。宣伝していた
   だいて、ありがとうございます。
   
    さて、あと1週間で卒業式。
   
    お父さん、お母さんにとって6年間は、あっという間でしたか、
   それとも、長かったですか。
   
    もし、お近くに小学校を卒業する子がいたら、ぜひ伝えてくださ
   い。
   
           (^o^) 中1前の春休み
   
    卒業生のみなさんへ
   
    卒業は、少し寂しくもありますが、小学生でなくなる解放感は、
   きっとそれを上回るものでしょう。
   
    また、春という季節も、心うきうきして、家の中にじっとしては
   いられなくなります。
   
    全国のほとんどの6年生は、規則や宿題から解放され、春休みは
   遊びます。
   
    でも、君は、外に出てはいけません。
   
    3週間後に始まる中学校生活に向けて、徹底的に勉強してくださ
   い。
   
    この3週間、わき目もふらずに勉強すれば、大きく人生は変わる
   のです。
   
    理由は2つあります。
   
    1つめは、3週間後、君が新世界に立つからです。
   
    いくつかの小学校が集まる大きな中学校では、君のことを知らな
   い同級生とたくさん出会います。
   
    そんな新世界の最初のテストで良い成績を納めれば、君は多くの
   人から「あの人は生まれつき頭がいい」と思われます。
   
    この「思われる」というのが大事です。
   
    みんなが思うことは、いずれ自分も思うことになります。
   
    知らないうちに、自分自身が「自分は頭がいいのだ」と思い始め
   るのです。
   
    そう思った人間は、頭のよさをキープするための努力を怠らなく
   なります。
   
    「努力を怠らない」と言うと大変なことのように思えますが、実
   際には、「努力することが楽しく」なります。
   
    住んでいる地区の中学校に行ってさえ、そうなるので、受験した
   り引っ越したりして、他地区の中学校に1人で入学したなら、なお
   さらです。
   
    理想の自分に変身する、とても大きなチャンスが目の前にあると
   思ってください。
   
    でも、もしかしたら、6年生のクラスがそのまま中学1年のクラ
   スになるという地区に、君が住んでいるかもしれません。
   
    それでも、中学校の先生は、君のことをよく知りません。
   
    そんな君が最初のテストで良い成績をとったら、先生方は君を頭
   のいい子だと信じ込みます。
   
    同級生にそう思われるより、先生にそう思われる方が効果は大き
   いでしょう。
   
    先生から「できる子」と思われることによるメリットは、計り知
   れません(^o^)。
   
    さて、理由の2つ目は、最初に言ったことです。
   
    ほとんどの6年生は、春休みに遊びまわります。
   
    ですから、そんな中で君が頑張るということは、居眠りをしてい
   るうさぎを追い抜く亀のように、簡単にみんなに勝ててしまうとい
   うことです。
   
    これは、ものすごく大きなチャンスです。
   
    では、やる気になった君に、何をすればいいかを教えます。
   
    もともと勉強が嫌いではない君なら、好きな科目の中学の教科書
   を徹底的に読んでください。
   
    まだ教科書が配布されていなければ、兄弟、近所のお兄さん、お
   姉さんから譲ってもらったり、書店で教科書ガイドを買ってきましょ
   う。
   
    読むだけでいいので、好きな科目を1年分予習してしまいましょ
   う。
   
    好きな科目がない、勉強が好きではないという君は、3つのこと
   をしましょう。
   
    1つめは、中1の数学の教科書の問題を解くこと。
   
    といっても簡単には解けないでしょうから、ちょっと考えて解け
   ないと思った問題は、「教科書ガイド」(のようなもの)を買ってき
   て、解き方をノートに丁寧に写しましょう。
   
    理解できなくても、丁寧に写すだけで効果はあります。
   
    2つ目は、英単語をたくさん覚える。
   
    3つ目は、新聞の朗読をする。
   
    これは、大きな声でやってください。
   
    一つに飽きたら次のもの、というふうに、自分を飽きさせないよ
   うに、この3つを上手に繰り返し、1日中勉強しましょう。
   
    私は、6年生の春休みに、これを実行しました。
   
    引越しした関係で、まったく知っている人のいない中学に入るこ
   とになって、遊ぶ相手もいないこともあり、一歩も家から外に出ず
   に勉強しました。
   
    おかげで、最初の試験で学年で1番になりました。
   
    私の本当の実力を知っている人は誰もいなかったので、同級生も
   先生も、私がもともと頭のよい子だと勘違いしました。
   
    その(周りの人や自分自身の)勘違いは、3年間続き、私はたくさ
   ん勉強することが「普通のこと」になってしまい、塾にも行かずに
   希望の高校に簡単に入ることができました。
   
    あの春休みがなかったら、私は大学にも行っていなかったでしょ
   うし、この仕事もしていなかったと思います。
   
    分度器や扇子をイメージしてください。
   
    中学生になる今は、分度器や扇子の根元のところにいます。
   
    私の人生は、たった3週間、徹底的に勉強することで、想像して
   いたのと全く違う良い人生を歩むことができました。
   
    分度器や扇子の根元のところで少しだけ進む角度を変えると、先
   っぽに行った時その位置が大きく変わっています。
   
    同様に、14歳までに、ほんのちょっとの期間、徹底的にがんば
   るだけで、この先の人生は大きく違ってくるのです。

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