ホームページ『季節の小箱』へ  

   ===========================================================
    ◇◆◇◆ 速効!!よい子 ◆◇◆◇
      
    真剣に子育てを考えている人だけに教えたい、
      
    子どもをよい子にする方法。
      
    vol.623     2016/5/29  発行部数 1192
   ===========================================================
       『季節の小箱〜第1集 家族の時代』発売中
        全国どこの書店からでもお求めになれます。
        ぜひ一度、読んでみてください。(^o^)こうじ
      
     最新の日記はこちらから
      http://blog.livedoor.jp/sinji3218/
   ===========================================================
     
    こんにちは。
   
    運動会には、少し厳しい陽差しの今日この頃です。
   
    5月も、もう終わりですね。
   
    新学年の生活にも慣れたでしょうか。
   
        (^o^) 宿題からルーティンを外す
   
    毎日、書き取り1ページの宿題を出しています。
   
    書く内容は自由です。
    
    新出漢字を中心に、いろいろな工夫をしてくる子が増えてきまし
   た。
   
    しかし、中には、
   
   ・毎日同じ字を書く
   
   ・一行ずつ同じ文字を書いていく
   
   という子がいます。
   
    いい加減な字を書いているわけではないので、やる気が全くない
   わけではないのですが、やはり、いろいろな工夫をしている子とは
   差がついてしまいます。
   
    昨日と同じ字を書くことがいけないわけではありません。
   
    しかし、そこには同じ字を書く理由、意図が無ければ、ただの惰
   性です。
   
    惰性でやり続けると、脳の集中力はどんどん落ちてきます。
   
    五郎丸選手のルーティンワークは集中力を生みますが、ただの惰
   性から生まれたルーティンワークは集中力を失くします。
   
    同じ字を一行全部書くこともいけないわけではありません。
   
    しかし、すべての字が、覚えるために1行分書くことが必要なの
   でしょうか。
   
    覚えにくい字は2行も3行も書いて覚えるべきだし、新出漢字で
   も見慣れた字は4回も書けば十分です。
   
    そういう字は、行の終わりの方で気が抜けているわけです。
   
    字ごとに書く回数が変わってこそ、工夫された学習です。
   
    お子さんのノートに惰性はありませんか。
   
    宿題のように惰性でやりがちなものにこそ、新しい工夫の種があ
   り、自分を進歩させる要素があるのです。
   
    ただし、10歳までは、出された宿題を丁寧にやるだけでも力が
   伸びます。
   
    無理に工夫をしようとしなくても大丈夫です。
   
    10歳の節目を念頭に置かないと失敗するおそれもあります。
   
    子どもたちに「宿題からルーティンワークを外しなさい」と話し
   ながら、自分の仕事が知らないうちにルーティンワークになってい
   ないか反省しました(^o^)。

   ★☆うまく答えられないかもしれないけど、ご相談がありましたら、
   
   どうぞ、お寄せください。あなたのご相談の内容が、他の方の悩み
   
   を解決する鍵になるかもしれません。全く知らない人だからこそ、
   
   言える話もありますよね。                ☆★