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    ◇◆◇◆ 速効!!よい子 ◆◇◆◇
      
    真剣に子育てを考えている人だけに教えたい、
      
    子どもをよい子にする方法。
      
    vol.629     2016/7/9  発行部数 1177
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        ぜひ一度、読んでみてください。(^o^)こうじ
      
     最新の日記はこちらから
      http://blog.livedoor.jp/sinji3218/
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    こんにちは。
   
    教室には熱風が吹きあげています。
   
    こんな中で勉強できる子どもたちを尊敬します。
   
         (^o^) 問題を解くストーリー
   
    6年生の算数です。
   
    「車が270km進むのに、15Lのガソリンを使いました。100
   km進むのに、何Lのガソリンが必要でしょう。」
   
    簡単な問題だと思われるでしょうが、これができない子が、まだ、
   います。
   
    何人かが、270÷15=18 答え18Lと書いてきました。
   
    とりあえず、わり算でやっておけば答えが出るだろう、などと考
   えています。
   
    ちゃんとできない理由は、「語るように」問題を解こうとしない
   からです。
   
    この場合、「語るように」というのは、こういうことです。
   
    「まず、1Lで、どのくらい走るのかを計算する。
   
     100kmは、その距離の何倍かを計算する。」
   
    (100kmは270kmの何倍かを計算し15Lをかける、などでも、
   もちろんOKです。)
   
    こんな風に、きちんとストーリーが頭の中に描ければ、簡単に解
   ける問題です。
   
    このストーリーを思いついても、途中でくじける子がいます。
   
    それは、100÷18が、50/9という、いかにも半端な分数
   の答えになるからです。
   
    何だかはっきりしない90/5Lという数字を答えにしていいのか
   迷い、これを破棄して、おさまりのいい18という数字を答えにし
   たくなります。
   
    こういう子は、これまで、「何となくわかっている」レベルで、
   算数を凌いで(^o^)きた子です。
   
    また、最初から、このストーリーを語れない子もいます。
   
    その子は、3年生でわり算を習った時に、きちんとした言葉で、
   数式を言葉に直してこなかった子です。
   
    例えば、パン6こを3人の子どもに同じ数ずつ分けます。一人分
   は?という問題を解くのに、6÷3=2という計算をします。
   
    もちろん、これができない6年生はいません。
   
    でも、「この2は何ですか」と聞くと、「6わる3の答え」とし
   か言えない子がいます。
   
    「パンの数」と答える子もいますが、これは充分な答えではあり
   ません。
   
    正しく言うと、「2は、一人分のパンの数」です。
   
    この「一人分」が重要です。
   
    単位量当たりの考え、という、算数でとても重要な考え方を表す
   言葉だからです。
   
    わり算を習い始めた時に、この「一人分(一皿に、一台に、…)」
   という言葉が、しっかり身につくまで、何度も、解き方について「
   お話した」かどうかによって、その後の子どもの伸びは違ってきま
   す。
   
    6年生になって、算数の問題を解く時に、計算式(数)と文(ストー
   リー、言葉)と図(イメージ、絵)がリンクして出てこない子は、本当
   の力を持っていません。
   
    こういうタイプの子は、80点、90点をとる子の中にも、多く
   います。
   
    (いつも、80点というよい点数をとってくるのに、100点をと
   ってこないようなら、要注意です(^o^))
   
    算数の問題を解いているのを見かけたら、「この式のストーリー
   を話してみて」と問いかけてみてください。
   
    「うるさいなあ」と言われてしまうかもしれませんが(^o^)。

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