ホームページ『季節の小箱』へ
===========================================================
◇◆◇◆ 速効!!よい子 ◆◇◆◇
真剣に子育てを考えている人だけに教えたい、
子どもをよい子にする方法。
vol.632 2016/7/30 発行部数 1172
===========================================================
『季節の小箱〜第1集 家族の時代』発売中
全国どこの書店からでもお求めになれます。
ぜひ一度、読んでみてください。(^o^)こうじ
最新の日記はこちらから
http://blog.livedoor.jp/sinji3218/
===========================================================
こんにちは。
お子さんの夏休みは、順調に始まりましたか。
何といっても大事なのは、生活のリズムを崩さないこと。
とりあえず、起床時刻だけは、きちんと守らせましょう。
(^o^) 得意なものから?苦手なものから?
夏休みに入るとすぐに、保護者面談が行われます。
6年生の話題は、夏休みに、どんな勉強をさせればよいか、が、
多くなります。
親としても、教師としても、1学期に振るわなかったこと、苦手
なことを夏休みに勉強して、成績を上げてほしいと考えます。
しかし、そうは問屋が卸しません(^o^)。
誰でも、得意なことは好き、好きなことは率先して、しかも集中
してやり続けられますが、不得手なことは嫌い、嫌いなことは後回
し、やり始めても集中できず無駄な時間を過ごすことが多いからで
す。
例えば、算数のテストを見ながらの面談では、こういう話になる
ことが多いです。
「テストの初めの方の基礎的な問題、計算問題はよくできている
が、最後の方の文章問題ができていない。」
この状態に対して、教師も、うっかり「算数はできているので、
後は国語力ですね。夏休みは、国語の勉強に力を入れてみてくださ
い」などと助言してしまいがちです。
それを聞けば、お父さん、お母さんは、国語の問題集を買ってみ
ようとか、感想文の宿題を真剣にやらせようなどと考えてしまいま
す。
でも、苦手なことは嫌いなこと。
子ども本人は、いきなり国語の勉強をやれと言われても…(^o^)。
逆に、「算数が得意なのだから、徹底的に算数の勉強をして、い
つでも一番の点数をとれるようにしましょう」と助言されたら、子
どもも「それなら仕方ない。夏休みも勉強をしてみるか」と本気で
取り組む確率も増えるかもしれません。
(本当は、嘘ですが(^o^))「最後の方の文章問題の間違いが多いの
は、時間が足りなくてあわててしまうからなので、得意な計算の速
さを徹底的に鍛えて、文章問題の時間を増やそう」といえば、もと
もと計算するのは得意で好きなのですから、がんばってしまうこと
が考えられます。
ある程度、がんばって勉強を続け、数字(計算の時間)で上達が目
に見えれば、本人のやる気も増してきます。
そうなった時、「文章問題も速く解くには、文を図に描いてみる、
という方法がある」と助言すれば、「その練習をやってみたい」と
自然に意欲がわいてくるでしょう。
夏休みの間、四六時中、お子さんのそばにいて勉強の面倒を見ら
れる場合は、苦手なことをやらせてかまいません。
スパルタ教育(^o^)してください。
残念ながら、すぐそばで勉強を見てやる時間がない場合は、まず、
得意なことを徹底的にやらせる(計算が得意なら、速く計算するとい
う課題を与える)方が、充実した夏休みの勉強時間になると思います。
★☆うまく答えられないかもしれないけど、ご相談がありましたら、
どうぞ、お寄せください。あなたのご相談の内容が、他の方の悩み
を解決する鍵になるかもしれません。全く知らない人だからこそ、
言える話もありますよね。 ☆★