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◇◆◇◆ 速効!!よい子 ◆◇◆◇
真剣に子育てを考えている人だけに教えたい、
子どもをよい子にする方法。
vol.633 2016/8/7 発行部数 1171
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『季節の小箱〜第1集 家族の時代』発売中
全国どこの書店からでもお求めになれます。
ぜひ一度、読んでみてください。(^o^)こうじ
最新の日記はこちらから
http://blog.livedoor.jp/sinji3218/
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こんにちは。
オリンピックが始まりました。
が、夏の風物詩のようになってしまったゲリラ豪雨も心配です。
被害はありませんか。
さて、保護者面談で、こんなご相談をいただきました。
(^o^) 力尽きるまで
6年生のお母さんからの相談です。
「毎日、宿題をしっかり見ています。
夏休みも、つきっきりでやらせようと思います。
でも、来年から中学生だと思うと、こんな状態でいいのか悩みます。
子どもの友達の話では、もう、自分で進んで勉強に取り組む子も多
いようです。
うちの子も、自分で進んで取り組むよう、私は子どもから離れたほ
うがよいでしょうか。」
私の答えです。
「お母さんに、やる気があるなら、今まで通り、ぴったりくっつい
て、勉強を徹底的にやらせてください。
これまで、嫌々勉強をやっていた子が、お母さんが離れたからとい
って、急に、自分で勉強を始めるようになるはずがありません。
今、お母さんが離れたら、これ幸いと勉強をさぼり、実力が落ちる
のは目に見えています(^o^)。
お子さんの様子には、お構いなく、お母さんが力尽きるまで、ぴっ
たり離れずに、びっしり勉強させてください。
心配しなくても、お母さんが力尽きる日は、やがて、やってきます。
そうなったら、もう、一生、お子さんの勉強の面倒を見るという体
験は、できません。
どうぞ、思う存分、自分の子の世話ができるという幸せを味わい尽
くしてください。」
自分にまだ子どもがいなかった若い頃は、「そろそろ、乳離れの
時期です」などと、お母さんたちにアドバイスしていた時期もあり
ましたが、今の考えは、上記のとおりです。
自分の子の世話ができる時期は、人生の長さを考えると、ほんの
ひと時です。
思ったとおりに、お子さんの世話をしてください。
ただし、気を付けることがひとつ。
それは、「自分が力尽きたら、やめる」ことです。
自分が、これ以上できない、大変だと思った時は、さっと手を引
いて、その日から勉強の世話はやめましょう。
お子さんが、「何が起こったんだ」とびっくりして、不安になる
くらい、急にやめるのが、こつです。
自分が力尽きているのに、子どもに教えても、無駄です。
すっぱり、それまでのスタイルを捨ててください。
残念なことに、それができないお母さんや、御自身が力尽きたこ
とに気づかないお母さんも、たくさんいるようです。
それを回避するには、お父さんが頼りです。(お父さんが頑張って
いる場合は、もちろん、お母さんが頼りです。)
「私、まだ、力尽きていないかしら」と、時々、お父さんに訊ね
てください。
お父さんから「大変そうに見えるよ」の一言があったら、即、引
退(^o^)です。
ほとんどの野性の哺乳類は、子育てに失敗しません。
変な理論に基づくのではなく、体が感じる自然の摂理に基づいて、
子育てをしているからです。
子どもに温かなまなざしを注ぎ続けることは大事ですが、子ども
の様子に振り回されたて子育てをしては失敗します。
また、「一般論」に振り回されても、いけません。
子育ては、お父さん、お母さんの自分の心と体(特に体)に訊ねな
がら、自信をもって進めてください。
★☆うまく答えられないかもしれないけど、ご相談がありましたら、
どうぞ、お寄せください。あなたのご相談の内容が、他の方の悩み
を解決する鍵になるかもしれません。全く知らない人だからこそ、
言える話もありますよね。 ☆★