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    ◇◆◇◆ 速効!!よい子 ◆◇◆◇
      
    真剣に子育てを考えている人だけに教えたい、
      
    子どもをよい子にする方法。
      
    vol.641     2016/10/9  発行部数 1150
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       『季節の小箱〜第1集 家族の時代』発売中
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        ぜひ一度、読んでみてください。(^o^)こうじ
      
     最新の日記はこちらから
      http://blog.livedoor.jp/sinji3218/
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    こんにちは。
   
    3連休は、家族で過ごせますか。
   
    私の住んでいる所は、年に一度のお祭りです。
   
    どの子も、お祭りは楽しみですが、お父さんやお母さんが地域の
   ためにがんばって、お祭りの役員としてお祭りを盛り上げている家
   庭では、このお祭りが大きな教育効果をもたらすと思われます。
   
    ゲストでは味わえないスタッフの充実感が、お父さん、お母さん
   から、お祭りを通して、子どもに伝わるからです。
   
    みんなのために働く喜びというものがあることを、小さなうちに
   知っておくことは、とても大事です。
   
        (^o^) できるようになる喜びを知る
   
    基礎学力の最後は、「できるようになる喜びを知っていること」
   です。
   
    高学年になって、「努力して、できるようになった」という喜び
   を知ることは、もちろん大事です。
   
    しかし、子どもの学力の伸びに、もっと良い影響を与えるのは、
   10歳まで(それも、できるだけ小さいうち)に、何かができるよう
   になった喜びを知ることです。
   
    ピアノが弾けるようになった、とか、泳げるようになった、とか
   いう、「大きなこと」でなくてかまいません。
   
    初めて触った積み木を幾つか積み上げようとして、何度か失敗し
   た後、思ったように積み上がる。
   
    こんな簡単なことで、いいのです。
   
    そういう瞬間を見つけたら、一緒に「にこっ」と笑ってやる。
   
    それだけで、できるようになる喜びが、心の底に貯まっていき、
   いざ、何かをがんばろうと思った時に、無意識の自信を与えてくれ
   ます。
   
    気を付けなければいけないのは、たまたま1回やってできたのを、
   親も、それをたまたま見て、すごいねと褒めることです。
   
    褒めること自体は悪くないし、1回でできるとは才能がある、と
   本人が感じるのも悪くありません。
   
    「才能があるね」「天才かも」などは、褒め言葉として威力抜群
   です。
   
    しかし、才能があるとしか褒められない子は、ゆくゆくは「やれ
   ばできる子」に育ち、結局、何もやらないで人生を終わる人になり
   ます。
   
    お子さんが何かを始めたら、じっと、お子さんの様子を見てくだ
   さい。
   
    何度か失敗を繰り返し、それができたら、一緒に喜んでください。
   
    10歳までに、たとえ、それほど頑張ったのではなくても、何度
   かの失敗の後に成功したら、一緒に喜びましょう。
   
    努力したから、とか、がんばったから、といった褒め言葉や要求
   は、11歳以降で充分です。
   
    最初できなかったことが何度かやることでできるようになった、
   自分はそういうことができる人間なのだ、と思わせることが大事で
   す。
   
    10歳までに、これが心に落ちていれば、一生、あきらめずに挑
   戦し続ける人になります。
   
    もちろん、それは、勉強にも生かされます。
   
    良い子を育てるのに必要なのは、親の「見つめる目」なのです。

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