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    ◇◆◇◆ 速効!!よい子 ◆◇◆◇
      
    真剣に子育てを考えている人だけに教えたい、
      
    子どもをよい子にする方法。
      
    vol.643     2016/10/21  発行部数 1146
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        ぜひ一度、読んでみてください。(^o^)こうじ
      
     最新の日記はこちらから
      http://blog.livedoor.jp/sinji3218/
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    こんにちは。
   
    春に行われた全国学力調査の個人の結果が返ってきました。
   
    「何だ、自分はこんな問題ができなかったのか」と思った子もい
   るので、私と出会ってからの半年間に、進歩してくれたのだろうと
   嬉しく思いました。
   
          (^o^) 家庭学習の時間
   
    先日、保護者会で話したことです。
   
    中学生の家庭学習の時間は、学年プラス1時間、などと言われる
   ことがあります。
   
    中学2年なら2たす1で3時間、毎日、家で勉強しましょう、と
   いう意味です。
   
    この計算で行くと、小学校6年生は、1時間が推奨時間というこ
   とになります。
   
    家で勉強する習慣が、なかなか身につかない子にとっては、こん
   なふうに何時間と数字で示すことは有効かもしれません。
   
    しかし、本当に必要なものが、3時間とか60分の数字であると
   勘違いしてしまうと、大変なことになります。
   
   「この子は60分勉強をしていたから安心」と親が思ったり、
  「今日は1時間以上やったから、自分はたくさん勉強した」と子ども
   本人が思ったりしたのでは、それ以上の学力の伸びは期待できませ
   ん。
   
    大事にしなくてはいけないのは、勉強している間の密度です。
   
    密度を計るには、いろいろな方法があるでしょうが、いちばん簡
   単にわかるのは「落着いてできたか」を見ることです。
   
    親から見て「勉強している間、落ち着いていたなあ」と見えれば、
   それで合格です。
   
    小学生が自分の部屋で閉じこもって勉強していては、親がその様
   子を見ることができないので、ダイニングやリビングで勉強させる
   ことをお勧めします。
   
    何らかの理由で、勉強している様子を見ることができない時は、
   ノートを見ると、落ち着きの様子がわかります。
   
    私の学級にも、宿題のノートが本当にきれいな子が何人もいて、
   それを見るだけで、その子の家庭学習の充実度がわかります。
   
    60分、気が抜けた状態で勉強するよりも、30分落ち着いて集
   中した勉強をした方が、力は伸びます。
   
    「1時間以上、勉強したの」と子どもに訊けば、「したよ」と答
   えるでしょう。
   
    大事なのは、口を出さなくてもいいから、様子を見てやることです。
   
    子育ては、口と手でするのではなく、目と耳と背中でするものです。

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