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◇◆◇◆ 速効!!よい子 ◆◇◆◇
真剣に子育てを考えている人だけに教えたい、
子どもをよい子にする方法。
vol.645 2016/11/4 発行部数 1144
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『季節の小箱〜第1集 家族の時代』発売中
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ぜひ一度、読んでみてください。(^o^)こうじ
最新の日記はこちらから
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こんにちは。
来週、修学旅行に行くので、子どもたちは、うきうきしています。
しっかりと学んでほしいのですが(^o^)。
(^o^) 声変わりを恥ずかしがる
6年生も修学旅行に行く時期ともなると、10歳の節目を遥かに
越え、急激に大人に変わっていきます。
体の特徴で最も目立つのは、男子の声変わりです。
(女子も声変わりしますが、あまり目立ちません。声変わりをしてい
る時期に声が出ないのを、風邪などと勘違いすることがあるので、
気をつけて大事に扱ってください。無理をさせると一生、取り返し
のつかない声になります。)
今、担任している学年では、男子41人中7人が、私と同じ大人
の声の高さで話しています。
これは、人より早い順調な成長なのですから、喜ばしいことなの
ですが、周りと違うことを嫌う日本人の特性なのか、本人たちは、
あまり嬉しそうではありません。
声変わりで、特に恥ずかしがるのが、歌です。
放っておくと、声変わりをした男子は、全く歌わずに、誤魔化す
ようになります。
何回も6年生を担任して、そういう場面を沢山見てきましたが、
これは、本当にもったいないことです。
周りと調和していこうとする日本人の特性は大事にすべきもので、
何でもかんでも自分の主張をせよ、というのは考え物だと私は思い
ますが、この声変わりについては、恥ずかしがらず、堂々としてほ
しいといつも思っています。
声変わりをした男子が入ると、合唱に厚みが出るし、小学校の他
の学年では出せない歌声になります。
みんなと違って嫌だなあ、と思っている声は、実はみんなでやっ
ている合唱のレベルを上げるための大事な道具なのです。
音楽指導の上手な先生は、声変わりをした小学生の男子が自信を
持って歌えるようにしてしまいます。
音楽を指導するだけではなく、音楽で指導して、子どもの心の成長
を促したり、救ったりできる先生は、本当に実力のある先生です。
「みんな違って、みんないい」という金子みすゞの詩を多くの人
が大事にしていますが、実際に、本人が「だめなこと」と思ってい
ることを「よい道具に変えて」やらなければ、この言葉も絵に描い
た餅です。
行動が遅い、話すのが下手…、
家庭内でも、兄弟と比べて、自分はだめだなあ、と思っていると
ころがあるかもしれません。
ほんの小さなことでもいいので、「だめだと思っていることは、
案外、かけがえのない道具になるのだ」ということを、実践で教え
てやるのも、大人の仕事ですね。
★☆うまく答えられないかもしれないけど、ご相談がありましたら、
どうぞ、お寄せください。あなたのご相談の内容が、他の方の悩み
を解決する鍵になるかもしれません。全く知らない人だからこそ、
言える話もありますよね。 ☆★