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    ◇◆◇◆ 速効!!よい子 ◆◇◆◇
      
    真剣に子育てを考えている人だけに教えたい、
      
    子どもをよい子にする方法。
      
    vol.646     2016/11/13  発行部数 1141
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        ぜひ一度、読んでみてください。(^o^)こうじ
      
     最新の日記はこちらから
      http://blog.livedoor.jp/sinji3218/
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    こんにちは。
   
    修学旅行に行ってきました。
   
    ディズニーランドは木枯らしで大変寒かったのですが、とても空
   いていて、子どもたちは予定した以上の楽しみができ、キャストや
   施設のおもてなしの秘密を沢山見つけてきたようです。
   
        (^o^) いくつ職業を知っているか
   
    私の勤める学校の6年生の総合学習では、キャリア教育という名
   前の指導に多くの時間を使っています。
   
    将来のこと、自分の人生のことに、少しだけ思いを馳せようとい
   う学習です。
   
    他の学校で時々見かけるのは、自分が就きたい職業について調べ
   るという学習です。
   
    悪いことではありませんが、それをして子どもの何が育つのかは、
   私にはわかりません。
   
    この授業で最も問題だと思えるのは、子どもが知っている職業が
   少なすぎることです。
   
    お子さんに、知っている「仕事の名前」を聞いてみてください。
   
    多分、100に満たないと思います。
   
    これは当然で、大人でも100の職業名をすぐに言えるかという
   と、なかなか難しいものです。
   
    この数少ない職業の中から、将来の職業を選んで、それに向かっ
   て頑張ろう、などというのでは、子どもの人生を台無しにしてしま
   います。
   
    先日、6年生68名で、2時間かけて、職業はいくつあるか、を
   考えました。
   
    連想力を使って、(調べたのではなく)考えたのですが、2000
   近い数の仕事が出てきました。
   
    もちろん、実際の職業のほんの一部ではありますが、2000の
   中から選べるとなると、職業への興味も違ってきます。
   
    12歳までの子どもの人生には、まだ、無限に近い可能性がある
   のですから、将来のことを考えさせるなら、できるだけ多くの選択
   肢を用意してやることが大事です。
   
    (この2000の職業を見つけた後どうするかは、また機会がある
   時にお伝えします。)
   
    小学生が、現実として知っている職業は、親の職業と学校の先生
   くらいです。
   
    親が勤め人の場合は、親の職業も「本当に」知っているか怪しい
   のではないでしょうか(^o^)。
   
    今回の修学旅行は、「出会う人すべてが、何かの仕事をしている
   人」がテーマの一つでした。
     (キッザニアに行ったのではありません(^o^))
   
    教室では出会うことのない職業の人と直に触れ合える特別な授業
   だと考えると、修学旅行の意味も大きくなってきます。
   
    5年生になったら、今、出会っている人が、どんな仕事をしてい
   るのかを、意識的に教えていくと、お子さんの可能性は自然に広が
   っていきます。

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