ホームページ『季節の小箱』へ  

   ===========================================================
    ◇◆◇◆ 速効!!よい子 ◆◇◆◇
      
    真剣に子育てを考えている人だけに教えたい、
      
    子どもをよい子にする方法。
      
    vol.650     2016/12/31  発行部数 1133
   ===========================================================
       『季節の小箱〜第1集 家族の時代』発売中
        全国どこの書店からでもお求めになれます。
        ぜひ一度、読んでみてください。(^o^)こうじ
      
     最新の日記はこちらから
      http://blog.livedoor.jp/sinji3218/
   ===========================================================
     
    こんにちは。
   
    お子さんは、充実した冬休みを過ごしていますか。
   
    暮れの大掃除などでは大活躍できたでしょうか。
   
       (^o^) 仕事を時間で計らない人になる
   
    掃除のことで、子どもたちを叱りました。
   
    教室掃除は、箒と雑巾を使ってやるのですが、3本の箒を取り合
   って喧嘩していたからです。
   
    箒の取り合いをする理由は簡単です。
   
    雑巾よりも「楽」だからです。
   
    「楽」を選びたがるということは、15分という強制労働を、如
   何に逃れようかという発想からきています。
   
    どんな仕事も、大変です。
   
    でも、だからといって、自分の人生の大事な時間を「切り売り」
   するという感覚しかないのでは、よい仕事はできないし、仕事によ
   る人生の発展も、喜びを感じることもできません。
   
    南の島で一生遊んで暮らせるのなら、それでもいいのですが、日
   本人のほとんどは仕事をすることで生きていきます。
   
    ですから、仕事をすることが喜びの一つでなければ、人生の多く
   の時間を「つまらなく」生きてしまうのです。
   
    掃除については、6年生に、こんな風に話しています。
   
    「この15分は、強制労働の時間ではない。どうすれば自分の担
   当の場所の美しさが維持されるのか工夫をする時間であり、その工
   夫が、これからの人生を助けるものになる。黙って言われたとおり
   の掃除をするのも悪いわけではないが、このクラスでは、たとえ1
   5分で決められたことが終わらなくても、毎日、どう工夫してやっ
   たかが重要だと考えてほしい」
   
    真面目に仕事をすることは大事なことです。
   
    ただ、「真面目」という言葉を、「言われたことを素直に黙々と
   やる」と訳してはいけません。
   
    その目的に対して「真面目」であることが重要で、例えば掃除な
   ら、上手にできなくても「綺麗にするために一所懸命考えて動いた」
   ことを評価してやれば、将来、仕事をする時に仕事を人生の一部と
   して大事に生かすことのできる人になるのだと思います。
   
    お子さんの大掃除の様子は、いかがでしたか。
   
    もう1年、書こうと思います。来年もよろしくお願いします。
   
    良いお年をお迎えください。

   ★☆うまく答えられないかもしれないけど、ご相談がありましたら、
   
   どうぞ、お寄せください。あなたのご相談の内容が、他の方の悩み
   
   を解決する鍵になるかもしれません。全く知らない人だからこそ、
   
   言える話もありますよね。                ☆★