ホームページ『季節の小箱』へ
===========================================================
◇◆◇◆ 速効!!よい子 ◆◇◆◇
真剣に子育てを考えている人だけに教えたい、
子どもをよい子にする方法。
vol.652 2017/1/15 発行部数 1128
===========================================================
『季節の小箱〜第1集 家族の時代』発売中
全国どこの書店からでもお求めになれます。
ぜひ一度、読んでみてください。(^o^)こうじ
最新の日記はこちらから
http://blog.livedoor.jp/sinji3218/
===========================================================
こんにちは。今年も、早速、温かなコメントをありがとうござい
ます。
3学期のお子さんの生活は軌道に乗りましたか。
(^o^) 勉強の順序
以前、宿題をきちんとやり遂げることの重要性や、宿題を利用し
て自分の勉強をする方法について書きました。
また、宿題を「大人の生活」に当てはめると、お子さんは残業を
持ち帰って、毎日まじめに取り組むという凄い生活をしているとい
う話もしました。
宿題をやることは大切ですが、宿題=勉強、と勘違いしたまま小
学校を卒業してしまうと、大学生になっても、宿題が出ないと勉強
しない人になってしまうようです。
さらに、就職した後に勉強しない人には悲惨な末路が待っていま
す。
さて、宿題も真面目に続けていると、自転車に乗り慣れるように、
時間を短縮できるようになります。
宿題が早く終えられるようになったら、そこから、自分の勉強を
始めるという習慣を身に着けて、卒業していってほしいと思います。
たっぷりと勉強する時間があれば、自分の好きなようにじっくり
と勉強に取り組めばいいのですが、普段の生活の中で宿題を終えて
からでは、なかなかそうもいきません。
そこで、子どもたちには、次の順序で勉強しなさいと言っていま
す。
1 本番の準備をする
2 得意なことを伸ばして、先取り(まだ学校でやっていないことを
どんどん勉強)する
3 穴(苦手なこと)を埋める
1の「本番の準備をする」は、目の前に迫ったテストの勉強をす
るということです。
漢字の小テストなど、どんな小さな本番でも、それがあるとわか
っていたら、全力で満点をとれる準備をすることが大事です。
テストでなくても、翌日の授業で発言するための準備をするとい
う勉強でもかまいません。
本番で満点を取るという成功は、いつでも自信を持たせてくれま
す。
サッカー選手が練習で100本のシュートを決めるより、大事な
試合で1ゴールする方が、何百倍も自信を持てるようになるのと同
じです。
2と3のどちらを先にやることが重要か、というのは、意見が分
かれる所かもしれません。
国語ができて、算数ができないのなら、算数から先に勉強する方
がよいのではないか、という考えも正しいと思います。
ただ、その後の勉強への意欲を考えると、2を先にやった方がよ
いと思います。
「みんなよりできなかった算数がみんなと同じくらいできるよう
になった」よりも、「みんなから叶わないと思われるくらい国語が
できるようになった」の方が、それ以後、勉強を意欲的にやれるよ
うな気がします。
意欲が出てくれば、苦手な算数にも、自分から手をつけるように
なることが多いものです。
1、2年生の時は、宿題を丁寧にやって、毎日きちんと出すとい
う習慣を身につけさせてください。
3、4年生のうちに、宿題を利用して自分の勉強をするという方
法があることを教えてください。
卒業するまでに、宿題=勉強、ではないということを教えてやっ
てください。
★☆うまく答えられないかもしれないけど、ご相談がありましたら、
どうぞ、お寄せください。あなたのご相談の内容が、他の方の悩み
を解決する鍵になるかもしれません。全く知らない人だからこそ、
言える話もありますよね。 ☆★