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    ◇◆◇◆ 速効!!よい子 ◆◇◆◇
      
    真剣に子育てを考えている人だけに教えたい、
      
    子どもをよい子にする方法。
      
    vol.655     2017/2/4  発行部数 1127
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       『季節の小箱〜第1集 家族の時代』発売中
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        ぜひ一度、読んでみてください。(^o^)こうじ
      
     最新の日記はこちらから
      http://blog.livedoor.jp/sinji3218/
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    こんにちは。
   
    あっという間に2月。
   
    今日は立春、新しい運勢の始まりです。
   
    昨日まで頑張ってきた人には、今日から、みのりのある1年が始
   まりますね。
   
    今日は、少し長くなります。
   
        (^o^) 視点を与える
   
    まず、これをご覧ください。
   
    これは、修学旅行の後、6年生のAさんから提出されたレポート
   の一部です。
   
    6年生は、1年かけて、将来について学習しますが、その中で、
   ディズニーランドのおもてなしについて学び、その後、修学旅行で
   実際にディズニーランドに行きます。
   
    6年生の担任をするたびに、同様のレポートを書かせますが、こ
   のAさんのレポートは、中でも素晴らしいものの一つです。
   
    キャスト(ディズニーリゾートの従業員)の様子をよく見て、多く
   のことを学んでいます。
   
    (見)は、自分が見つけたこと、(学)は、そこから自分が学んだこ
   とです。

   Aさんのレポート
   
   (見)話しかけた時は、いつも笑顔だった。
   (学)相手に楽しんでもらおうと思う時は、自分がそうならなければ
   ならない。
   
   (見)顔は笑っていながらも、素早く確認している。
   (学)ワクワクを壊さないためには、笑顔でいながら、大切なことを
   行うことが大事。
   
   (見)動きがすごく細かかった。
   (学)一気に動くのではなく、細かく動くことで綺麗に見える。
   
   (見)「いってらっしゃい」と言うだけでなく、手も振ってくれる。
   (学)同じことを伝えたい時でも、身振りをつけることで、より伝わ
   りやすくなったり、嬉しく思ってもらえる。
   
   (見)集合時間に間に合うのかとアトラクションに並ぶのを迷ってい
   た時に、声をかけてくれて、大袈裟なくらいはっきりと「全然大丈
   夫だよ」と言ってくれた。
   (学)何かを伝える時は、相手がはっきりとわかるように伝える工夫
   をする。
   
   (見)落し物をした人に、落としたものの特徴などを細かく訊いてい
   た。落とした人がパニックにならないように、おっとりとした話し
   方だったが、確実に対処していた。
   (学)人に伝える時には、それがよくわからないことだったら、沢山
   の資料を集めて、一回で的確につたわるようにすると良い。困って
   いる人がいる時には、その人が、今、どんな状態なのか(困ってパニ
   ックになっていたら落ち着けるようにおっとりとした話し方にする
   など)をしっかり考えてから助ける。
   
   (見)チュロスを用意する時には、とても素早かったが、それを渡す
   時は、とてもゆっくりと丁寧に渡していた。先にお釣りを財布にし
   まおうとしたら、一度差し出したチュロスを、その人にプレッシャ
   ーをかけないように一度ひっこめ、お金を財布にしまい終わったの
   を確認してから、「どうぞ」と笑顔で渡していた。
   (学)実際には、相手を急かしていなくても、急かしているように見
   えてしまう行動があるから、気をつけて行動したい。
   
    誰でも楽しい時間を過ごせるディズニーランド。
   
    何も考えなくても、素敵な時間を過ごせますが、こうした視点を
   持って過ごせば、また別の充実した時間を過ごすことができます。
   
    みんなが同じものを見ます。
   
    でも、学ぶものは違います。
   
    それは、視点の違いによるのです。
   
    例えば、お子さんと一緒にスーパーマーケットに行った時、お父
   さんやお母さんが、従業員の話をすれば、お子さんの目は従業員に、
   物の値段のことを言えば、値札に目が向きます。
   
    ですから、今日は、スーパーで何を見せ、学ばせたいかを決めて、
   それについて話をしながら買い物をすれば、お子さんは、買い物の
   中で深い学習をします。
   
    こう書くと、何か大袈裟になってしまいますが、お父さん、お母
   さんが気になっていることを、スーパーに行く途中で、軽くお話し
   てやるだけで、子どもは学びの視点を持つことができます。
   
    子どもは、お父さん、お母さんの言葉というフィルターを通して
   「社会」を見ています。

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