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    ◇◆◇◆ 速効!!よい子 ◆◇◆◇
      
    真剣に子育てを考えている人だけに教えたい、
      
    子どもをよい子にする方法。
      
    vol.660     2017/3/10  発行部数 1126
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        ぜひ一度、読んでみてください。(^o^)こうじ
      
     最新の日記はこちらから
      http://blog.livedoor.jp/sinji3218/
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    こんにちは。
   
    卒業式まで、あと少し。
   
    毎日、同じ教室で過ごしたのに、あと4日会ったら、一生会わな
   い子もいるのは、とても不思議な感覚です。
   
    でも、縄文時代や弥生時代と違って(^o^)、現代の日本は、そうい
   う仕組みになっているんですよね。
   
    ですから、出会うこと、共にいることは、本当に大事にしたいも
   のです。
   
          (^o^) 子育てこそ、最高の修業
   
    小学生の多くは、引き続き、自宅から、今の友達と同じ中学校に
   行くので、卒業式の日を境に生活環境が大きく変わることは稀です。
   
    ですから、卒業式といっても、中学校や高校の卒業式と比べて、
   小学校の卒業式は、親としても感慨の少ない物かもしれません。
   
    でも、小学校の卒業式は、親としての卒業式でもあるのです。
   
    先日、ネットで、こんな記事を見かけました。
   
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   去年、出産で専業主婦になりました。
   周りの育児サポートもあり、子供も可愛いし、幸せなのですが
   ずっと家にいると、人と会うことも少ないし刺激も無くて、なんだ
   か後退してしまいそうというか、
   人としての成長が止まってしまいそうで不安です。
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    子育ては、本当に大変です。
   
    ずっと家にいると、「社会」から隔離されたような感覚に陥るこ
   とも、よくわかります。
   
    でも、人としての成長が止まってしまう、とまで、考えるのは、
   もったいないことです。
   
    生まれてから10年間、子どもは、「人間とは何か」ということ
   を、まざまざと見せつけてくれるからです。
   
    「親になった人」が、そこから学ぶことは、どんな偉人から学ぶ
   ことより、奥深く、大事なことばかりです。
   
    赤ちゃんは、発達した脳を、最初から持って生まれてきますが、
   「野性」の部分を沢山持っています。
   
    その野性の部分が、たった10年間で「社会に生きる人」に変わ
   っていく姿は、まるで人生のテキストです。
   
    また、子どもに良い人生を歩ませたいと思ったら、親自身が「理
   想の生き方」を演じなければいけません。
   
    子どもは、躾で育つのではなく、親の生き方そのもので育つから
   です。
   
    よほどの聖人でない限り、子どもを育てる若い時期は、「わかっ
   ちゃいるけど、やめられない」ことが幾つもあるのが普通です。
   
    でも、子どもには親以上の人生を歩ませてやりたいと思ったら、
   子どもが10歳を越えるまでは、「わかっちゃいるけど、やめられ
   ない」をやめなければ、子どもは親の思ったようには育たないので
   す。
   
    子どもが、日々、育って行くのを見ながら人間の本質を知り、さ
   らに親自身が理想の人間像を演じて生きる。
   
    これ以上の人間修業はありません。
   
    良い子に育てたい、親として頑張りたいと思えば思うほど、この
   修業はつらいものになりますが、その分、親自身も成長できるので
   す。
   
    長い80年の人生のうちの、たった10年。
   
    そう思って、ぜひ、がんばってほしいと思います。
   
    お子さんの小学校の卒業式を迎えるお父さん、お母さん。
   
    今まで、本当によく頑張って「理想の人物」を演じてこられまし
   た。
   
    明日からは、少し、肩の力を抜いても、かまいません。
   
    お子さんは、人生の中の、重要な一つの季節を終えたのですから。
   

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