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◇◆◇◆ 速効!!よい子 ◆◇◆◇
真剣に子育てを考えている人だけに教えたい、
子どもをよい子にする方法。
vol.666 2017/4/23 発行部数 1113
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『季節の小箱〜第1集 家族の時代』発売中
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ぜひ一度、読んでみてください。(^o^)こうじ
最新の日記はこちらから
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こんにちは。
お子さんは、新しい学年の勉強を楽しそうにやっていますか。
張り切りすぎて、体調を崩してはいませんか。
(^o^) 家庭訪問で話すこと
全国で、どのくらい行われているのか、よくわかりませんが、私
の勤める学校では、ゴールデンウィークの前後に、学級担任による
家庭訪問があります。
お父さんやお母さんと担任が話す機会を少しでも増やすこと、子
どもたちが暮らしている地域や通学路をよく知ること、などが、家
庭訪問を行う理由です。
訪問時間は10分程度と大変短いですが、お父さん、お母さんに
とっても、担任と話す貴重な時間ですので、この10分間を最大限
に活用してください。
まず大事なのは、お子さんの良さを担任に知ってもらうことです。
謙遜は日本人の美徳の一つですので、「うちの子は、何もできな
くて…」などと謙遜なさるお母さんが多いのですが、これは得策で
はありません。
担任に悪気はなくても、お子さんのマイナスの部分が印象的に残
ってしまうことが多いからです。
お子さんが、算数が得意なら、そう担任に伝えましょう。
「うちの子は、算数が得意なんですよ」と言うと、ちょっと嫌味
な感じかなあと思ったら、「うちの子は、算数なら好きらしく、算
数の宿題をやっている時だけは、御飯だよ、と呼んでも、なかなか
食べに来ないんです」と言えばいいと思います。
言い方を間違えても、お父さん、お母さんの愛があふれている言
い方は、担任には嫌味なく届きますので、そんなに気を使う必要も
ありません。
次に、これまでのお子さんの成育具合を、きちんと担任に伝えて
ください。
「一昨年までプールの授業を嫌がってばかりいたのですが、昨年
の先生のおかげで、ようやく25メートルが泳げるようになりまし
た」という具合です。
先生にとって、○年生が○メートル泳げるのは当たり前のことで
すが、その子にとっては、25メートル泳げるようになったことは
大変な進歩なのです。
そのことを担任が知っているかどうかは、とても重要です。
先生は、お子さんを他の子や平均的な○年生と比べて見る「横の
見方」は得意ですが、お子さんの成長過程を見る「縦の見方」は不
得手です。
お父さん、お母さんの話を聞いて、担任のお子さんへの「縦の見
方」が増えると、指導の選択肢も何倍にも増え、より、お子さんに
合った指導を、担任の先生がしてくれるようになるのです。
最後に、言わない方がよいことを、二つ。
一つ目は、お子さんの友達や昨年までの担任への非難。
これは、どんな会話でも同じですが、会話の中で第三者の悪口を
聞かされると、聞いた人は二つに分かれます。
一つは「この人は、自分だけを本当に信頼してくれている」と感
じる人、もう一つは「この人は、私がいない所では、同じように私
の悪口を言うのだろうなあ」と感じる人です。
担任の先生が前者なら問題ありませんが、後者なら信頼は薄くな
ります。
二つ目は、「うちの子は、学校ではどうですか」と訊くことです。
担任は、子どもと出会ってから、まだ1か月足らず。
全部の子を、正確に深く理解しているということは、ありえませ
ん。
そんな段階で聞く「学校での様子」には不確定要素が沢山つまっ
ているので、それを聞いて不安になったり、すっかり安心したりす
るのは、損なことです。
もし、家庭訪問という行事があったら、参考にしてください。
★☆うまく答えられないかもしれないけど、ご相談がありましたら、
どうぞ、お寄せください。あなたのご相談の内容が、他の方の悩み
を解決する鍵になるかもしれません。全く知らない人だからこそ、
言える話もありますよね。 ☆★