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◇◆◇◆ 速効!!よい子 ◆◇◆◇
真剣に子育てを考えている人だけに教えたい、
子どもをよい子にする方法。
vol.670 2017/5/21 発行部数 1110
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『季節の小箱〜第1集 家族の時代』発売中
全国どこの書店からでもお求めになれます。
ぜひ一度、読んでみてください。(^o^)こうじ
最新の日記はこちらから
http://blog.livedoor.jp/sinji3218/
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こんにちは。
気候が夏に向かって急激に変わる頃ですが、お子さんは元気いっ
ぱいでしょうか。
誕生日のお祝いメッセージ、ありがとうございます。
さすがに、60歳の誕生日というと、特別なものを感じます。
まだ、しばらくは「よい子」を続けますので、また、簡単でいい
ので、コメントをいただけるとうれしいです。
(^o^) 親の口ぐせが子どもの心を創る
家庭訪問では、先日書いたことを「学年便り」にも書き、クラス
のお父さん、お母さんにも読んでいただいたところ、多くのお家で、
子どもの自慢を沢山書いたものをご用意いただくことができ、充実
した家庭訪問ができました。
どの家でも、上手に子ども自慢をしていただき、愛情の深さを感
じました。
A君の家では、「うちの子は、ありがとう、と、よく言ってくれ
ます」と、お母さんが話してくれました。
「ありがとう」と言えることは、人間として重要な事であり、そ
れゆえに「当たり前のこと」と思ってしまいがちです。
「当たり前」と思ってしまいがちなことを、大事なことだと認識
できるのは素晴らしいことで、A君のお母さんのセンスのよさを感
じます。
さて、A君は、どうして「ありがとう」と言える子に育ったので
しょう。
その答えは簡単です。
家族が、みんな「ありがとう」と言っているからです。
「きっと、お父さんはお母さんに、お母さんはお父さんに、たく
さん、ありがとうと言っているのですね」と言うと、A君のお母さ
んは、「さあ、よくわかりません」と笑っていましたが、お父さん
とお母さんが互いに、ねぎらいの言葉を毎日掛け合っていることは、
間違いありません(^o^)。
心は、言葉で作られています。
人間性は、10歳までに(なぜ「10歳」かについては、バックナ
ンバーをご覧ください)身についた心を基本にできあがっていきます。
10歳までに最も多く耳に入ってくる言葉は、家族の言葉です。
ですから、その子が、良い人になるかどうかは、10歳までに、
家庭の中で、どんな言葉を聞き続けてきたかにかかっていると言っ
ても過言ではありません。
「ありがとう」が飛び交っている家庭で育っている子は、「あり
がとう」と自然に言う子になります。
「こういう人に育ってほしい」という理想の人を、お父さんとお
母さんが、生まれてから「たった」10年間演じるだけで、子ども
は素敵な人になるのです。
この話をすると、「それは大変だ」と言う人と、「それはラッキ
ーだ」と言う人に分かれます。
前者は、「それなら、毎日の言葉に気を付けなければいけない」
と考え、後者は、「それなら、親の気遣い次第で、子どもは、どん
どん良い人になっていく」と考えるからです。
前者のように、もし、こうしたことを負担に感じるようなら、無
理をする必要はありません。
子育てにおいて、親の「無理」は、それだけで子どもの心に厄介
な影響を及ぼします。
ですが、後者のように、それならやってみようと少しでも思った
ら、チャレンジしてみてください。
★☆うまく答えられないかもしれないけど、ご相談がありましたら、
どうぞ、お寄せください。あなたのご相談の内容が、他の方の悩み
を解決する鍵になるかもしれません。全く知らない人だからこそ、
言える話もありますよね。 ☆★