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◇◆◇◆ 速効!!よい子 ◆◇◆◇
真剣に子育てを考えている人だけに教えたい、
子どもをよい子にする方法。
vol.675 2017/6/24 発行部数 1109
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『季節の小箱〜第1集 家族の時代』発売中
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ぜひ一度、読んでみてください。(^o^)こうじ
最新の日記はこちらから
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こんにちは。
水泳の授業が始まりました。本格的な夏ももうすぐです。
先週の「よい子」で、じゃんけんで勝った人が本を読むことにつ
いて「理由は後ほど」と書いたので、今日は、そのことを書きます。
(^o^) じゃんけんに勝った人がやる
教室でも、よくじゃんけんすることがあります。
毎日やっているのが、分け余った給食をおかわりする順番を決め
るじゃんけんです。
欠席者がいて、牛乳が余る夏の日のじゃんけんは、真剣そのもの
です(^o^)。
もちろん、勝った人が、それを手に入れることができます。
しかし、放っておくと、子どもたちは、時々、じゃんけんをして
負けた順に決定していこうとします。
例えば、音楽の授業のグループ発表。
最初に発表するのが嫌なので、勝った順に順番を選べるとか、
負けた順に発表しようとします。
一番勝ったグループが「最初に発表したい」というのは、稀です
(^o^)。
ひどい時には、負けた人が学級委員をやるなどということも起こ
ります。
これを許したら、「学級委員になった人は損をする」というイメ
ージを持ったまま大人になります。
大きな仕事を、苦労してすればするほど、人間は大きくなる、と
いうことを知らずに大人になっていまうのです。
私のクラスは、どんなじゃんけんでも、すべて「勝ったもの順」
です。
じゃんけんで勝つのは、運が良い証拠です。
負けた者からやっていく、というのは、勝つことで逃げる権利を
得たということになります。
せっかく運がいいのに、その運を「逃げる」ことに使うのは、も
ったいないことです。
逃げることで危険を回避することはできますが、そこからは何も
新しいものは生まれません。
せっかく「じゃんけんで勝つという幸運」をもっているのですか
ら、その幸運は、「挑戦し新しいものを生み出す(新しい自分になる)」
ことに使ってほしいものです。
こんなことをすることによって、今すぐ、子どもたちの何かが変
わるわけではありません。
しかし、小さな頃、繰り返したことは、心の基盤になります。
じゃんけんで勝った→自分は運がいい→だから今こそ新しいもの
に挑戦しよう。
こんな心のスパイラルが出来上がれば、人生は、いつも新しく高
いレベルの方向に開けていくと思います。
お家でも、じゃんけんをしたら、「とにかく勝った者から、それ
をする」と決めてみませんか。
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