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    ◇◆◇◆ 速効!!よい子 ◆◇◆◇
      
    真剣に子育てを考えている人だけに教えたい、
      
    子どもをよい子にする方法。
      
    vol.677     2017/7/9  発行部数 1105
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       『季節の小箱〜第1集 家族の時代』発売中
        全国どこの書店からでもお求めになれます。
        ぜひ一度、読んでみてください。(^o^)こうじ
      
     最新の日記はこちらから
      http://blog.livedoor.jp/sinji3218/
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    こんにちは。2017年も半分終わりました。
   
    いつも、応援していただき、ありがとうございます。
   
    来週の日曜、7月16日に、久しぶりに歌います。
   
    1曲だけですが、元オフコースの鈴木康博さんの前座です。
   
    オフコースは、私にとって神様のような存在です。
   
    こんな日が来るとは、夢にも思っていませんでした。
   
    ずっと歌作りをあきらめずにやってきて、本当によかったです。
   
    やめずに続ければ、きっと人生のどこかで、願いは叶うのだと、
   最後の担任の子どもたちにも伝えたいと思います。
   
    鈴木康博アコースティックライブ
    (元オフコース、YASSさんのスペシャルコンサート)
    7/16(日)開場13:30/開演14:00
    会場 菊川文化会館アエル 小ホール
    料金 全席自由 ¥3,500
    チケット販売 お問合せ 菊川文化会館アエル 0537-35-1515
   
    東名インターから車で1分の場所です。

    よろしかったら、ぜひ、おいでください。
   
    今日は、前置きが長くなってすみません。
   
       (^o^) 自分の名前は届いているか
   
    毎朝、健康観察をします。
   
    今年の子たちは、保健係が出席番号を言うと、その番号の子が、
   自分の名前と「元気です」などと健康状態を答えるというシステム
   をとっています。
   
    しばらく黙って見ていたのですが、先日、我慢しきれず、子ども
   たちに話しました。
   
    名前の部分が聞き取れない発声の子が、あまりにも多かったから
   です。
   
    人間は、「言葉をサボる」ようにできています。
   
    これは、以前、詳しく書きましたが、生き物はみんな、できるだ
   け楽に生きようとする性質があるようで、話す行為も、できるだけ
   口を動かさずにしようとするのです。
   
    古くは「書きて」が「書いて」、「取りて」が「取って」に、最
   近では「ありがとうございます」が「あざーす」に聞こえるような
   ものです。
   
    自分の名前というのは、自分にとって当たり前のものです。
   
    自分にとって聞きなれている言葉は、サボりやすくなり、また、
   自分がサボっていることに気づかず、相手にしっかりと届いている
   と勘違いしやすいのです。
   
    ですから、大人でも同じですが、自分の名前を言う時は、自分が
   思っている以上に、大きくはっきりと言う必要があります。
   
    うまく言えていないことに対して、「声が小さい」とか「口をちゃ
   んと開け」「もっと滑舌よく」といった注意をすることがあります
   が、これだけだと「精神論」になってしまいがちです。
   
    大人なら、これでもいいですが、小学生には、こういう時は、き
   ちんと技術を教えた方が、回復は速いし、子どもたちも、やる気を
   持てます。
   
    声が小さい場合は、歌の発声練習のことを思い出させます。(歌の
   発声練習については、バックナンバーを参考にしてください。)
   
    滑舌の悪い場合には、どこをどうすれば治るのかを、具体的に説
   明するべきです。
   
    ポイントは3つです。
   
    一つ目は母音です。
   
    「あ」「お」「う」のあごの降ろし方をはっきりと変えること、
   そして「え」と「い」の唇の引き方をはっきりと変えることを教え
   てください。
   
    二つ目は、「マ行」です。
   
    マ行の入っている言葉は、きちんと唇をつけるように教えます。
   
    これによって「ありがとうございやす」が、きちんと「ありがと
   うございます」に聞こえるようになります。
   
    三つ目は「ラ行です」
   
    日本語のラ行は、ローマ字ではRで表しますが、実際の発音はL
   の方に近く、舌先は上口蓋をしっかりとはじく必要があります。
   
    マ行ほどではありませんが、これができなくて発音が曖昧になっ
   ている子も少なくありません。
   
    小学生は、「気合が足りない」「サボっている」ということも、
   しばしばありますが、やり方やこつを知らない故にできていないこ
   とも沢山あります。
   
    そういう場合は、「しっかりしろ」と叱らなくても、方法さえ教
   えてやれば、こちらが思っている以上に、子どもは、やる気をもっ
   て、それを直そうとします。

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