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    ◇◆◇◆ 速効!!よい子 ◆◇◆◇
      
    真剣に子育てを考えている人だけに教えたい、
      
    子どもをよい子にする方法。
      
    vol.682     2017/8/12  発行部数 1078
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        ぜひ一度、読んでみてください。(^o^)こうじ
      
     最新の日記はこちらから
      http://blog.livedoor.jp/sinji3218/
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    こんにちは。
   
    大きな台風がやってきていますが、大丈夫ですか。
   
         (^o^) 体で示す優しさ
   
    さて、また、夏の宿題の続きです。
   
    クラスだけの宿題の3つ目は、「出された食べ物を全部いただけ
   るようにする」です。
   
    変な宿題だと思われるかもしれませんが、今年のクラスは、給食
   を1人前食べられない子がとても多いのです。
   
    1人前食べられない原因は、食べ物の好き嫌いです。
   
    嫌いなものを食べるのが嫌で、ぐずぐずしているうちに時間が来
   てしまうという状況です。
   
    好き嫌いそのものは、問題ではありません。
   
    味覚が発達していればいるほど、味の違いがわかり、好きなもの、
   嫌いなものがあって当然です。
   
    好き嫌いがあるということは、もしかしたら、味覚が鋭いので、
   逆に料理人に向いているのかもしれません。
   
    でも、それと、全部いただく、かどうか、は、別の話です。
   
    「お腹いっぱい食べていただく」ことがお客様へのおもてなしで
   ある国では、出された料理を食べ残すことが感謝のしるしを表す行
   為になります。
   
    しかし、日本では「美味しく食べていただく」ことが、お客様へ
   のおもてなしです。
   
    ですから日本では、全部食べてしまうことが、最高の感謝の気持
   ちで応える行為です。
   
    以前書きましたが、道に座り込んでしまっているお年寄りに対し
   て、声をかけたり助けを呼んだりする勇気や機転、抱き上げて病院
   へ連れて行く筋肉こそが、本当の思いやりや優しさであり、心の中
   で何を思っていても行動に移せなければ、それは優しさではありま
   せん。
   
    同様に、いくら「美味しい」と口にしても、沢山食べ残しては、
   伝わる感謝の気持ちは半減してしまいます。
   
    ですから、好き嫌いはあってもいいですが、全部食べるという力
   を持っていることが大事です。
   
    これも、1学期にずっと話し続けたことですから、好き嫌いがあ
   っても食べる練習を4か月してきた子がいます。
   
    でも、1学期最後の給食の日も、まだ、嫌いなものを全部食べな
   い子が、何人もいました。
   
    彼らが、どんな方法で宿題をやってくるか、楽しみにしています。

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