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    ◇◆◇◆ 速効!!よい子 ◆◇◆◇
      
    真剣に子育てを考えている人だけに教えたい、
      
    子どもをよい子にする方法。
      
    vol.692     2017/10/22  発行部数 1074
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        ぜひ一度、読んでみてください。(^o^)こうじ
      
     最新の日記はこちらから
      http://blog.livedoor.jp/sinji3218/
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    こんにちは。
   
    陸上大会も終わり、ここからは修学旅行の準備です。
   
        (^o^) 集中力のある子は、おしゃべり
   
    集中力の話の続きです。
   
    以前、同様のことを書いたので、繰り返しになります。
   
    前号を読むと、授業中のおしゃべりはいけない、と勘違いされる
   恐れがありそうです。
   
    が、授業中のおしゃべりはいけない、どころか、おしゃべりをす
   ることが大事だと、私は考えています。
   
    思考するというのは、単純に言うと、頭の中でおしゃべりをする
   ことです。
   
    頭の中のおしゃべりは、難しい言葉でいうと「自己内対話」など
   と言うそうです。
   
    頭の中で対話をするのが大事なら、実際のおしゃべりは関係ない、
   むしろ、必要ないと思われるかもしれません。
   
    大人なら、そういうことも考えられますが、子どもに関しては、
   それは当てはまりません。
   
    頭の中で、いろいろな事を想像する時には、そのソースとなる現
   実のものを知っていることが必要なのと同様に、頭の中で対話する
   には、実際におしゃべりをする経験が必要だからです。
   
    脳は、独自に発達するのではなく、外界からの刺激を他の器官で
   受け取ることによって発達します。
   
    耳で聞く、手で触る、口に出して言う、などの行為がなければ、
   脳は発達しないのです。
   
    子どもの場合は、それを経験中なので、子どもが口に出しておしゃ
   べりをしている時は、頭の中でも集中して考えていると、とらえて
   よいと思います。
   
    私の授業では、授業中、誰かが指名されて「公式に」発言してい
   る時のおしゃべりは厳禁ですが(国会は違うみたいですが(^o^))、そ
   うでない時間は、ずっとおしゃべりをしていなさい、と指導してい
   ます。
   
    そのおしゃべりの内容が、授業の内容に関連しているのなら、私
   の授業は、おしゃべり大歓迎です。
   
    家族団欒の時、どれだけ長く、一つの事に関して、おしゃべりが
   続いていますか。
   
    こんな所にも、お子さんの脳を鍛えるヒントが眠っています。

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