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    ◇◆◇◆ 速効!!よい子 ◆◇◆◇
      
    真剣に子育てを考えている人だけに教えたい、
      
    子どもをよい子にする方法。
      
    vol.697     2017/11/25  発行部数 1074
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        ぜひ一度、読んでみてください。(^o^)こうじ
      
     最新の日記はこちらから
      http://blog.livedoor.jp/sinji3218/
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    こんにちは。今週も、たくさんのコメント、ありがとうございます。
   
    今月末が締切で、お一人何度でも投票できるようですので、また、
   お時間があったら、お願いします。

    (^o^) インタビューの前に楽しむ、友達になる(修学旅行3)
   
    東京での修学旅行は、国会議事堂をはじめ色々な場所を見学しま
   すが、今回の学習の中心は、8時間のディズニーランドと2時間の
   芸人さんとの交流です。
   
    どちらも主な目的は、そこに働く人に自ら接することです。
   
    ディズニーランドには、家族で行くこともあると思いますが、家
   族で行く時には、キャスト(ディズニーランドでは従業員をこう呼ん
   でいます)に、子ども一人で話しかけたり、キャストの働く様子をじ
   っくり見ることは、ほとんどないでしょう。
   
    そこが、学校行事と家族旅行の違う所ですが、修学旅行のディズ
   ニーランド滞在時間が3、4時間では、子どもたちはアトラクショ
   ンを楽しんだり、お土産を買うのに忙しくて、キャストの様子を見
   たり、キャストと話したりする余裕は生まれません。
   
    以前書きましたが、カリブの海賊に5回入った子が、「3回目ま
   では楽しすぎて、勉強のことを忘れていた。4回目と5回目は余裕
   ができてキャストの様子がよくわかった」と言っています。
   
    3時間ほどの滞在では、これは無理です。
   
    ディズニーのホスピタリティを学ぶという授業を考えている学校
   はたくさんあるようです。
   
    時々、メモをしながらキャストと話をしている小学生を見ること
   があります。
   
    先日、その様子を見ていたら、インタビューを終わってキャスト
   と別れた小学生が、ノートをカバンにしまって「やったー。これで、
   今から楽しめる」と言うのを聞きました。
   
    この子にとっては、ディズニーで楽しむことと勉強することは、
   全く別のことだったようです。
   
    これでは、何を学んでいるのか、わからなくなります。
   
    ディズニーは楽しい→何故こんなに楽しいのだろう→キャストや
   パークの秘密を見つけよう…
   
    こんな思考の流れの中から生まれた学習は、深く心に刻まれます。
   
    家族で何かをして「学ばせたい」と思った時も、親だけがあせっ
   て、「何か、わかった?」といきなり聞いてはいけません。
   
    まず、何よりも、それを十分楽しむことが大事です。
   
    楽しかったことは、自然に探求したくなるものです。
   
    学ばせたい時には、まず家族全員で、それを楽しんでみてくださ
   い。
   
    また、今回、ディズニーランドでは、メモをとりながらキャスト
   から話を聞くことを禁止しました。
   
    ディズニーリゾートは、とても親切で、こちらが質問すると、ど
   んな人にも丁寧に答えてくれます。
   
    しかし、「好きな人」と「そうではない人」に話す内容は、自ず
   から変わってくるものです。
   
    それで、子どもたちには、まず、キャストと仲良くなりなさいと
   伝えました。
   
    頑張って、それを実践した子どもたちは、「キャストさんの名前
   も覚えたよ」、「キャストさんと友達になったよ」と報告してくれ
   ました。
   
    これから彼らの書くレポートを読むのが楽しみです。

   ★☆うまく答えられないかもしれないけど、ご相談がありましたら、
   
   どうぞ、お寄せください。あなたのご相談の内容が、他の方の悩み
   
   を解決する鍵になるかもしれません。全く知らない人だからこそ、
   
   言える話もありますよね。                ☆★