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    ◇◆◇◆ 速効!!よい子 ◆◇◆◇
      
    真剣に子育てを考えている人だけに教えたい、
      
    子どもをよい子にする方法。
      
    vol.709     2018/2/17  発行部数 1061
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       『季節の小箱〜第1集 家族の時代』発売中
        全国どこの書店からでもお求めになれます。
        ぜひ一度、読んでみてください。(^o^)こうじ
      
     最新の日記はこちらから
      http://blog.livedoor.jp/sinji3218/
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    こんにちは。
   
    先週のライブの応援、ありがとうございました。
   
    たくさんの方に応援してもらったおかげで、幸せな退職記念が
   できました。
   
    最後の仕事である卒業式まで、あと1か月です。
   
    「よい子」も、あと少しで終わりです。最後まで読んでいただけ
   るとうれしいです。
   
         (^o^) 進歩と進化
   
    進歩と進化は似ている言葉ですが、教室では、違う言葉として扱
   ってきました。
   
    進歩は、今ある力を伸ばしていくこと。
   
    進化は、今までにない力を身につけること、と教えてきました。
   
    進歩するには、毎日のたゆまぬ積み重ねが必要です。
   
    毎日、きちんと宿題をやる。
   
    毎日、まじめに授業を受ける。
   
    そうした日々の丁寧な積み重ねが、緩やかな山道を休まず登れば
   自然によい景色に出会えるように、人を進歩させていきます。
   
    「やればできる、いつかはやる」と思っている人間は、居眠りを
   して亀に先にゴールされるうさぎです。
   
    小さいうちに、山道を一歩一歩登っていく習慣を、ぜひ身に着け
   て行ってほしいと思います。
   
    12歳の人間は、進歩だけでなく、進化についても考えることが
   必要です。
   
    12歳の人間は、ほぼ全方向に、進化をする可能性を持っていま
   す。
   
    ここから頑張れば、世界一の大金持ちにもなれるし、オリンピッ
   クの金メダルやノーベル賞をとる可能性も持っているのです。(筋肉
   の質の関係で、12歳の段階で学校で一番足が速いくらいでなけれ
   ば、短距離の金メダルは無理ですが、他の競技なら可能性がありま
   す。)
   
    14歳で一度、18歳で一度、成長速度が変わるので、(また、日本
   の社会では、その年齢で中学校卒業、高校卒業という関門があるの
   で)、その時点で、可能性の残る方角は狭くなってきますが、小学校
   6年生は、ほぼ、すべての可能性を持っていて、どう進化するかは
   誰にもわかりません。
   
    その可能性を現実のものにするためには、今の姿から変わること
   が必要です。
   
    化ける、すなわち、ある時点で進化する必要があります。
   
    今までになかったことに挑戦すると進化のきっかけがつかめます。
   
    といっても、突然、無謀なことをする必要はありません。
   
    例えば、いつもは1日1ページしかやらない書き取りや計算ドリ
   ルを、調子の良い日に10ページやってみる。
   
    いつもは、学校の読書の時間にしか読まない本を、今日は朝から
   晩まで読み続け、厚い本を読了してみる。
   
    といった、いつもしていることを、自分で驚くくらいたくさんや
   ってみる、家族が驚くくらい丁寧にやってみることで、突然視界が
   開けることがあります。
   
    本来の意味は少し違うのかもしれませんが、教室では、進化のた
   めにブレイクスルーを体験する、と言っています。
   
    毎日、こつこつと積み上げ、そこに生まれた力で、時々、思い切
   ってジャンプしてみる。
   
    そうすることで、12歳の未来は、全方向に広がります。

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   を解決する鍵になるかもしれません。全く知らない人だからこそ、
   
   言える話もありますよね。                ☆★