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    ◇◆◇◆ 速効!!よい子 ◆◇◆◇
      
    真剣に子育てを考えている人だけに教えたい、
      
    子どもをよい子にする方法。
      
    vol.713     2018/3/16  発行部数 1057
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       『季節の小箱〜第1集 家族の時代』発売中
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        ぜひ一度、読んでみてください。(^o^)こうじ
      
     最新の日記はこちらから
      http://blog.livedoor.jp/sinji3218/
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    こんにちは。
   
    先週は、ライブの応援、ありがとうございました。
   
    相変わらず、へたくそですが、緊張を全くせずに、今、持ってい
   るものを全部出せました。
   
    さて、いよいよ週明けには卒業式。
   
    私の最後の仕事も、これで、すべて終わりです。
   
         (^o^) いっしょに歌う
   
    今年の6年生は、38年間の中で、最も歌の上手な人たちです。
   
    彼らは、4年生、5年生と、音楽専門の先生が学級担任になり、
   この2年間で、美しい歌声と安定したピッチのハーモニーを獲得し
   ました。
   
    その子たちを、そのまま受け持たせてもらって、何も指導しない
   のに、最後の年を美しい歌声の溢れる教室で過ごすことができ、私
   は幸運でした。
   
    また、この1年は、学年全員を「音楽部」「美術部」「文学部」
   「体育部」に分けて、学年行事などの活動をさせてきました。
   
    その中で、音楽部では、1曲ごとに子どもの中でプロデューサー
   チームを作り、曲の選定や分析、指揮、伴奏、練習計画などをすべ
   て任せました。
   
    最初は戸惑っていましたが、3学期には、教師の指示がなくても、
   子どもたちが積極的に合唱曲を磨いていく姿が見られ、頼もしく感
   じました。
   
    子どもたちが頑張り、6年生をお祝いする全校集会のために1曲、
   卒業式のために4曲の合唱曲を用意できました。
   
    その中の1曲に、ゆずの「栄光の架け橋」があります。
   
    この歌は、音域も広く、合唱曲にするには難しいので、子どもが
   選んできた時に、「辞めた方がよい」と助言したのですが、子ども
   たちは「やる」と決めました。
   
    先日、あるお母さんから、「子どもが家で、栄光の架け橋の練習
   をしているので、一緒に歌ってしまいます。大好きな曲です」とい
   うコメントをいただきました。
   
    それを読んで、この歌をやめさせなくて良かったと思いました。
   
    親子で同じ歌を歌う、同じ歌が好き、というのは、とても大事な
   ことだからです。
   
    私が子どもの頃には、今ほど情報が発達していなかったので、巷
   に流れる歌の数は、今と比べものにならないほど少ないものでした。
   
    ですから、「大人も子どもも知っている歌」というのが、今と比
   べて、大変多かったように思います。
   
    例えば、当時、年末のレコード大賞や紅白歌合戦で歌われる歌の
   多くは、家族みんなが知っている歌でした。
   
    でも、今は、親は知っていても子は知らない、子は知っていても
   親は知らない、そんな歌が多いのではないでしょうか。
   
    以前、散歩の話を紹介しましたが、人間は、同じことをして体の
   リズムを合わせることで、心の関わりが深まります。
   
    同じ歌を歌うというのは、一緒に散歩するのと同様、体、呼吸の
   リズムを合わせる行為です。
   
    親子で知っている歌が多かった時代の方が、親子の絆が深かった
   ような気がするのは、このためです。
   
    今、親子で一緒に歌える曲は、何曲ありますか。
   
    「そんなの、数えきれない」と、ぜひ、答えていただきたいとこ
   ろです(^o^)。

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