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◇◆◇◆ 速効!!よい子 ◆◇◆◇
真剣に子育てを考えている人だけに教えたい、
子どもをよい子にする方法。
vol.718 2018/6/15 発行部数 1039
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『季節の小箱〜第1集 家族の時代』発売中
全国どこの書店からでもお求めになれます。
ぜひ一度、読んでみてください。(^o^)こうじ
最新の日記はこちらから
http://blog.livedoor.jp/sinji3218/
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こんにちは。
「再発行もの」なのに、毎週コメントを頂き、本当に嬉しいです。
先日、コメントにお返事を書いていたら、気づいたことがあった
ので、書きます。
多分、何度か書いていることですが、参考になれば嬉しいです。
(^o^) 予習は教科書で
10歳くらいまでは、学校の予習はしない方がよいと思います。
脳が最も働くのは、「新鮮なもの」に出会った時です。
10歳以下の子が予習すると、授業で新鮮さが失われることが多
くなります。
そうすると、授業中、脳が100パーセントの能力を発揮しない
ので、授業時間が無駄になります。
学校がつまらない、という感情も生まれます。
不登校の原因が、友達関係にあると思われることが多いのですが、
その、さらに奥には、授業がつまらないと思っていることが原因に
なっています。
授業がつまらない、というと、教員のせいにしてしまうことが多
いようですが、私の知っている限り、小学校の授業は、とても工夫
されていて、面白いものばかりです。
予習し過ぎている子は、「そんなの知ってる」と思い、そう感じ
た瞬間、つまらなくなります。
10歳までは、学校の授業を新鮮に感じることが、力を伸ばすた
めに重要なことです。
10歳までの家庭学習は、復習に力を入れてください。
今日習った漢字を書けるようにする、計算が速くなるようにトレ
ーニングする、といった復習です。
復習は、どうしても新鮮さが減るので、大人でも進んでやりたい
と思いません。
でも、とても大事なので、4年生までは、つきっきりで勉強を見
てやってください。
10歳を越えると、少し事情が違ってきます。
ここからは、少しずつ、予習にシフトした方がよいと思います。
理由の一つは、第二次性徴が始まり、脳の仕組みも少し変わるか
らです。(脳科学の研究を踏まえたわけではなく、あくまでも私の経
験から、です(^o^))
10歳を越えると、「新鮮」に対する感度が、それまでよりも少
し鈍ります。
もう一つの理由は、授業中の情報量が増えることです。
その情報量の多さを受け取るためには、予習が必要になってきま
す。
予習の方法ですが、教科書を使うのが、最も有効です。
高価な教材も、いろいろあるようですが、無料で配布されている
教科書が、最も予習にふさわしいテキストです。
算数、数学は、教科書を読んだり、授業前に問題を解く、という
方法をお勧めします。
解けない問題は、教科書ガイド、のような参考書を見て、解き方
を読んでおくだけでもかまいません。
英語は、授業前に新出単語を調べて覚えたり、自分で文を訳した
りするといいです。
国語、理科、社会は、授業前に、教科書の音読をしましょう。
すらすら読めるようになるまで、数回読んでおくといいと思いま
す。
予習は、前日にやろうと思うと、何かのトラブルで、できない日
があると焦ります。
1週間は、余裕を持って、予習をしておきましょう。
私が中学生の時、評判のよい英語塾がありました。
その塾に通うようになってから、英語の授業がよくわかるように
なったと、多くの友達が言っていました。
気になったので、塾にお願いして、1日体験をさせてもらいまし
た。
その塾では、授業の1週間先の所を勉強していました。
1週間前に、同じ授業をやっていたので、それまで学校の授業が
わからなかった人が、学校の先生の言うことがよくわかるようにな
った、というわけです。
私は、すでに自分で1か月以上先の所をやってあったので、その
塾に入るのはやめました。
でも、その塾のおかげで、自分で考えた勉強方法が正しいのだと
自信が持てたので、感謝しています。
お子さんが、勉強で困っていると感じたら、お父さん、お母さん
も一度、教科書を読んでみてください。
子どもの時は嫌いだった教科書も、大人の目で見ると、なかなか
面白くて優秀な本だと感じると思います。
直接、親が勉強を教えなくても、面白そうに教科書を読んでいる
親の姿を見て育つ子は、必ず力が伸びます。
★☆うまく答えられないかもしれないけど、ご相談がありましたら、
どうぞ、お寄せください。あなたのご相談の内容が、他の方の悩み
を解決する鍵になるかもしれません。全く知らない人だからこそ、
言える話もありますよね。 ☆★