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    ◇◆◇◆ 速効!!よい子 ◆◇◆◇
      
    真剣に子育てを考えている人だけに教えたい、
      
    子どもをよい子にする方法。
      
    vol.732     2019/3/22  発行部数 1007
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       『季節の小箱〜第1集 家族の時代』発売中
        全国どこの書店からでもお求めになれます。
        ぜひ一度、読んでみてください。(^o^)こうじ
      
     最新の日記はこちらから
      http://blog.livedoor.jp/sinji3218/
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    こんにちは。
   
    FM-Hi!(シティエフエム静岡)、Kacomaruさんの「ゆうラジ!かこ
   まるマジックアワー水曜気分でショー」という番組で、「速効よい
   子」の紹介をしてくれるのは、3月27日 午後5時10分ごろか
   ら、です。
   
    FM-Hi!(シティエフエム静岡)のホームページのインターネットラ
   ジオのListenボタンを押せば、聴けるそうです。
   
    728号のエスカレーターの話の中で、途中、何か所か、エレベ
   ーターになってしまっていました。
   
    これは、すべてエスカレーターです。
   
    ご指摘ありがとうございます。
   
   みなさんの声***********************************************
   家族でのおしゃべりは他の家庭よりは多いと思いますが、子供達は
   思春期になったからかあまり会話に入って来ずウザがります。それ
   も一過性でしょうか?
   ***********************************************みなさんの声
      
    いつも丁寧なコメントをありがとうございます。
   
    これは、一過性です。
   
    一過性と言ってしまうと、すぐにでも元に戻りそうですが、戻る
   時期は人によって違います。
   
    多くは、戻るきっかけを必要とします。
   
    一人暮らしを始めた時、就職した時、結婚した時、子どもが生ま
   れた時…。
   
    きっかけによっては、かなりの時間を要しますので、「いずれは、
   その日が来る」というくらいのゆったりした気持ちで、元に戻るの
   を待つのが適策です。
   
           (^o^) 食事を教える
   
    1年生の教室に、給食を食べに行きました。
   
    1年間、鍛えられた(^o^)だけあって、支度から片づけまで、手伝
   わなくても自分たちだけで、できていました。
   
    とはいえ、一人一人の様子を見ると、いろいろと違いが見えてき
   ます。
   
    支度から片づけまで率先してやる子、自分のことだけをやってモ
   リモリ食べる子、食べるのに精いっぱいの子…。
   
    同じ場所で同じ1年を過ごしているのに、「力」の差は、はっき
   りと出ています。
   
    違いが出てくる原因は、主に2つあります。
   
    一つ目は、好き嫌いに対する考え方です。
   
    好き嫌いがなくて何でも美味しく食べられる子は理想的ですが、
   嫌いなものがあるのは当然で、好き嫌いがあっても良いのではない
   かと、私は思います。
   
    好き嫌いがあるというのは、味に敏感であるという見方もできる
   からです。
   
    問題は、ここから先で、嫌いな食べ物について、どう躾けられた
   かで、大きく差が出ます。
   
    嫌いなものは食べなくてもよいと躾けられて育ってきた子は、食
   べることで精一杯になってしまいます。
   
    嫌いなものを食べないと、家庭と違って、学校では周りの子ども
   から色々な声がかかります。
   
    そんな声に対応していたり、それが嫌で、無理に食べようとする
   と食べるのが遅くなったり、体調が悪くなったりします。
   
    こうなると、もう、自分のことしか見えない子になってしまいま
   す。
   
    一方、嫌いなものも食べるように躾けられてきた子は、そういう
   困ったことが起きません。
   
    中には、みんなで食べたら楽しくて、嫌いだと思っていたものも
   美味しく感じられた、などという子も出てきます。
   
    食べること、そのもので困らない子は、片づけまでてきぱきとで
   き、人の分まで手伝い、楽しい昼休みを待つことができます。
   
    二つ目は、食事に対する考え方です。
   
    食べることだけを「食事」と教わってきた子は、準備や片づけの
   時に気が回りません。
   
    しかし、準備から片づけまでが「食事」であると教わってきた子
   は、準備や片づけの時に、自然に体が動きます。
   
    準備というと、買い物や調理まで含んでしまいますが、この点が
   学校で役に立つのは5年生になってからのことが多いので、学校に
   入学してから、少しずつ体験させれば間に合います。
   
    しかし、配膳から食器の片づけ位までは、「食事」という一つの
   行為であると入学前に教わってきた子と、そうでない子は、1年生
   でも大きく差が出ます。
   
    食事の後、自然の行為として片づけの行動ができる子は、能力の
   高い子に見えます。
   
    人の世話までできる子は、素晴らしいと評価されます。
   
    働くという行為は、いうなれば、どれくらい他の人の役に立つか、
   ということで、これは一生を通じての課題ですから、学校において
   も、人の役に立てる子の評価は高いと思います。
   
    学校は勉強をするところですが、学校生活の中の、こうした小さ
   な一つ一つの場面で、力を認められ自信を持つことは、学力の伸び
   にも良い影響を与えます。

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