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◇◆◇◆ 速効!!よい子 ◆◇◆◇
真剣に子育てを考えている人だけに教えたい、
子どもをよい子にする方法。
vol.738 2019/11/22 発行部数 986
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『季節の小箱〜第1集 家族の時代』発売中
全国どこの書店からでもお求めになれます。
ぜひ一度、読んでみてください。(^o^)こうじ
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こんにちは。
5月の発売に向けて、「速効よい子」の自費出版の準備が進んで
います。
編集担当のTさんから、自主性を育てようとしているのに、「子
どもにさせる」という表現が多すぎるので違和感がある、と指摘さ
れました。
この助言によって、今回、自主性を育てるとはどういうことかに
ついて、もう一度考えることができました。
(^-^) 自主性を育てる
子どもが自主的に活動することは、とても大事なことです。
独創的な日本人が生まれないのは、詰め込み教育の弊害だと言わ
れた時期もありました。
その反省からか、子どもたちが興味本位で物事に取り組むことを
黙って見守ることが大事だという声を聞くこともあります。
黙って見守ることも間違いだとは言えないのですが、見守ってい
るだけでは自主性が、さらに伸びていくことはないようです。
「自主性を育てる」ためには、その先に、大事なことがあります。
10歳までの子どもは、全員、好奇心旺盛です。
制約のない限り、子どもは好奇心に従って行動します。
自主性というのは、生まれつき子どもに備わった能力なのです。
ですから、自主性をさらに育てるために、大人がしなければいけ
ないのは、その後です。
子どもは、好奇心から、様々なものに着手しますが、同時に、す
ぐに飽きます。
新しいことに出会い夢中になる「ときめきホルモン」は3か月で
出なくなる、と、聞いたことがあります。
飽きることは、人類の進歩にとって重要なことです。
飽きるから、新しいものを生み出そうというエネルギーが人類の
中に宿っているといえるからです。
ですから、飽きることはかまわないのですが、問題は、今の子ど
もたちの飽きる原因の多くが「やってもできないから」にあること
です。
あと少しだけ無理をすれば、難しく思えることもやり遂げられ、
新しい次元に進めるのに、門を一度叩いて開かないので引き返すと
いう子が、とても多いような気がします。
これは、今の子どもたちが悪いのではありません。
50年前、100年前の日本の子どもたちが、開くまで、門を何
度も叩けたのは、他に門がなかったからです。
今の豊かな日本には、子どもの好奇心をくずくるものが溢れてい
ます。
日本が100年前の暮らしに戻れば、子どもたちは、門を叩き続
ける力を持つでしょう。
でも、100年前の貧しく不便な暮らしに戻りましょうと言った
ら、日本人のほぼ全員が反対するでしょう。
そこで、今の子どもにしてやらなければならないのは、門を開く
力をつけるまで少し我慢させることだと私は考えてきました。
「もう少し、我慢して練習すれば、ピアノの本当の楽しさがわか
るから続けなさい」
「あと半年、我慢して書道塾に通えば、一生、上手な字が書ける
ようになるから続けなさい」
子どもの頃、「親は、なぜ自分にこんなことを続けさせるのだろ
う」と思ったことはありませんか。
それが、大人になって、「言われた通り、やっていてよかった」
と思うことはありませんか。
それを、自信を持って、子どもに「させて」ください。
自信の根拠は、お父さん、お母さんの人生です。
お父さん、お母さんの人生は、幸せがいっぱいの人生です。
そのいくつかは、子どもの頃、親にやらされて身についたことが
招いてくれたのではないでしょうか。
もちろん、(かつての自分がそうだったように(^-^))子どもは嫌が
り、親を煙たがります。
それでも、頑張って、お子さんにやらせ続けてください(^-^)/。
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