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◇◆◇◆ 速効!!よい子 ◆◇◆◇
真剣に子育てを考えている人だけに教えたい、
子どもをよい子にする方法。
vol.R011 2018/7/6 発行部数 1037
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『季節の小箱〜第1集 家族の時代』発売中
全国どこの書店からでもお求めになれます。
ぜひ一度、読んでみてください。(^o^)こうじ
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サッカーの内容はもとより、サポーターの行為や、選手のロッ
カールームまで世界から称賛され、何の関係もない自分も、日本
に生まれて良かったと思う今日この頃です(^o^)。
(^o^) 脳の話 1
さて今日は、毎年学級の子どもたちにしている「脳の話」です。
お子さんが「頭がよくなりたいなあ」と言ったら、これをアレン
ジして話してみてください。
脳医学の専門書を読むほど研究熱心ではないので、見当違いな
ことも含まれているかもしれません。
おかしなところは訂正するので、教えてください。
子どもに話しているつもりで書きます。
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君がライオンなら、生きていくために、強い足と鋭い牙と爪を鍛
えればいいけれど、人間だから、脳を鍛えましょう。
脳は、人間が生きていくために、いちばん大事な道具です。
では、脳の仕組みを話すので、これを使って頭をよくしてくださ
い。
脳は、細胞という小さな箱がたくさん集まってできています。
ひとつひとつの箱は最初は空っぽです。
でも、花の名前をひとつ知ると、「この花は、桜という名前だ」
という知識が、一つの箱の中に入ります。
せっかく入った知識が、こぼれてどこかに行ってしまっては困る
ので、その箱は、すぐにふたを閉めます。
次に、「この花は何ですか」と質問されると、その質問の声にふ
たがノックされて、パコンと開き、箱の中のその知識が見え、「桜
です」と答えられるわけです。
答えると、ふたはまたすぐに閉まります。
君が覚えたことは、全部こうして脳にしまわれて、使われるのを
待っています。
ところが、覚えたはずなのになかなか思い出せないこともありま
すね。
それは、脳から消えてしまったのではなくて、ふたが開かなくな
ってしまったから出てこなくなったんです。
ふたは、しめたまま放っておくと、錆びて開きにくくなってしま
います。
古い箱のふたほど、錆びて開きにくくなるかというとそうではあ
りません。
古い箱のふたでも、時々開けてやれば錆びつかないので、箱の中
はすぐに見ることができます。
新しい箱でも、一度もふたを開けずに閉めたままで入るとふたは
すぐに錆びてしまいます。
君は去年の誕生日の夕食のメニューを覚えていますか。
大丈夫ですね。
では、ちょうど1ヶ月前の夕食は覚えていますか。
こちらは、覚えていないようですね。
誕生日ってうれしいから、きっと何度も思い出して、脳の箱のふ
たを開けたんだと思います。
それに比べて1ヶ月前の日のことは、その後、一度も思い出さな
かったのでしょう。
古い箱のふたほど早く錆びる(記憶がなくなる)のではありません。
ふたを時々、あけてやることが大事です。
これを利用すれば、大事なことは上手に覚えられます。
例えば、今日覚えた新しい漢字。
家に帰ったら、一度書いてみましょう。
これで一度ふたが開きます。
もう一度、土曜日か日曜日に書いてみましょう。
これで、ずいぶんふたはスムーズに開くようになったはずです。
日記を書く時にその漢字を使ったりできれば、もう、完璧に覚
えられます。
君の脳には、まだ空き箱がたくさんありますか。
…それでは、今日もたくさん、その箱の中に新しいことを入れて
しまいましょう。
がんばりすぎて全部の箱に入ってしまっては困るから、勉強はほど
ほどにするですって?
心配いりません。倒れてしまうほど詰め込んでも大丈夫です。
その理由は、…。(つづく)
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気を持たせてすみません。長い話になりそうなので、続きは次回
にします。
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らこそ、言える話もありますよね。 ☆★