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◇◆◇◆ 速効!!よい子 ◆◇◆◇
真剣に子育てを考えている人だけに教えたい、
子どもをよい子にする方法。
vol.R024 2018/11/2 発行部数 1029
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『季節の小箱〜第1集 家族の時代』発売中
全国どこの書店からでもお求めになれます。
ぜひ一度、読んでみてください。(^o^)こうじ
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こんにちは、算数の「平均」の授業からのお話です。
(^o^) 速く楽に
Aグループの読書ページ数は、健太君1008ページ、良雄君983ページ、
美津子さん1015ページ、奈々恵さん998ページです。このグループの
一人当たりの平均読書ページは、何ページですか。
答えは、(1008+983+1015+998)÷4=1001 答え1001ページ、です。
この計算をこつこつとやって、正確な数字を出す子は、レベルBで
す。
こんな面倒な計算はやりたくないと言って、放り出す子はレベルC
です。
ではレベルAは、というと、Cの子と同じくこんな面倒な計算はや
りたくない、と言う子です。
ただ、レベルAの子が、Cの子と違うのは、放り出さないことです。
例えば、どの子も900以上だから、(108+83+115+98)÷4+900と
考えたり、(8-17+15-2)÷4+1000などと、考えたりして、とにかく速
く楽にできる方法を考えようとする子は、レベルAです。
小学生は、8−17という計算は知りませんが、こんなものは絵
を描いたり、物を使えば何とかなってしまいます。
必要なのは、現状に満足しない気持ち(平均の出し方は知っている
けれど、このままでは面倒だから何とかしたい)と、何とかしてやる
という意欲です。
どうすれば、こんな子に育つかというと、親がそういう姿勢を見
せるだけで、いいと思います。
難しく考えることはありません。「困ったな。どうしよう。」と言
っていればいいんです。
できたら時々「…そうだ。こうしよう」と言ってみてください。
「あら、冷蔵庫にこれだけしかないわ。どうしましょう。…そう
だ。今日は、これを作ろう」
「電球が切れたけど、脚立が壊れて使えない。どうしよう。…そ
うだ。机の上に椅子を乗せて」
日常の何でもないことでも、「困った。どうしよう」とお子さん
の前で言ってください。
繰り返すうちに、「ねえ、こうしたらどう?」なんてお子さんが言い
出したらしめたものです。
解決法に一つだけ禁句があります。
それは、「買ってくればいい」です。
今の日本の小学生は、「お金は自然に家にある」と思い込んでいま
す。
道端の石ころや雑草くらい、自然に家にあるものだと勘違いして
います。
そんなお金で問題を解決できるというくせをつけると、子どもは
何もしなくなります。
困ったな、こうしよう、もっといい方法はないかな…という知恵
が、次の幸せを連れてくることがわかった子は、どんどん進化して
いきます。
★☆うまく答えられないかもしれないけど、ご相談がありましたら、
どうぞ、お寄せください。あなたのご相談の内容が、他の方の
悩みを解決する鍵になるかもしれません。全く知らない人だか
らこそ、言える話もありますよね。 ☆★