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    ◇◆◇◆ 速効!!よい子 ◆◇◆◇
   
    真剣に子育てを考えている人だけに教えたい、
   
    子どもをよい子にする方法。
   
    vol.R037     2019/4/13  発行部数 1004
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       『季節の小箱〜第1集 家族の時代』発売中
        全国どこの書店からでもお求めになれます。
        ぜひ一度、読んでみてください。(^o^)こうじ
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    こんにちは。新しい学年が始まりましたね。

    今週は、以前発行したものの再発行ものです。

         (^o^) ただ、見つめているだけで
   
    先日、勤めている学校の1年生のお母さんから、担任の先生宛て
   にすてきなお手紙が届きました。
   
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    家の前の道路でボール遊びをしていたら、ボールが用水路に落ち
   て流れてしまいました。

    最近、その用水路にふたをする工事をしたので、中に入らなけれ
   ば取れず困っていたら、野球のユニフォームを着た男の子が「どう
   したんですか」と声をかけてきました。

    状況を見て、「長靴はありませんか」と言います。

    そして、その子は自らその用水路のトンネルに入ってボールを取
   ってくれました。

    言葉遣いも丁寧で、4年生くらいかと思いましたが、2年生だそ
   うで驚きました。

    名前こそ忘れてしまいましたが、とても親切にしてもらってすご
   く嬉しかったです。ちょっと良い話でした。
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    私は勤め先で、生徒指導主任という仕事をしていました。

    最近の生徒指導というと、子どもの問題行動や家庭の問題を解決
   することが主な仕事になってしまっています。

    でも、本来は、こうして子供たちの良いところを見つけるのが生
   徒指導の役目なのです。
   
    この手紙を受け取った1年生の担任の先生は、すぐに私のところ
   へ持ってきてくれました。

    この手紙の内容と、すぐに私に見せてくれた担任の先生の気持ち
   がうれしくて、その日のうちに校内の先生方向けの生徒指導便りに
   このことを書きました。
   
    ボールを拾ってくれた2年生はすぐにみつかり、その子は担任の
   先生や校長に誉められ、嬉しそうでした。

    2学期の終業式には、校長がその子をステージに上げて、1000
   人の子どもの前で、この話をしてくれました。
   
    目の前に起こる出来事を、損得だけで判断したり、なぜもっとよ
   くならないのかと欲張りな目で見る人がいます。

    もし、この手紙のお母さんが、そういう考えの人だったら、ボー
   ルがトンネルに入ってしまったことを不運だと嘆き怖い顔をしていた
   でしょう。

    そんな顔だったとしたら、この2年生は声をかけられなかったかも
   しれません。

    きっと、このお母さんは、声をかけやすいおだやかな顔をしていた
   のだと思います。

    世の中に起こる出来事は、良くも悪くもありません。

    良いか悪いかは、そこにいる人間が決めるのです。
   
    担任への連絡帳に、こういう手紙を書いてくれたお母さんにとて
   も感謝しています。

    そして、こういうお母さんに育てられる子どもは本当に幸せにな
   れると思います。

    もちろん、この2年生を育てているお父さん、お母さんは最高です。
   
    もし、こういう出来事に遭遇したら、担任の先生に手紙を書いて
   みませんか。

    もしそれを迷惑がるような先生や学校なら、厳しい言い方ですが、
   信頼できません。
   
    子供たちの良いところをたくさん見つけられるお父さん、お母さ
   んになってください。

    見つけるのは簡単です。

    溢れる愛を持って、ただ見つめているだけでいいんです。

   ★☆うまく答えられないかもしれないけど、ご相談がありましたら、
     どうぞ、お寄せください。あなたのご相談の内容が、他の方の
     悩みを解決する鍵になるかもしれません。全く知らない人だか
     らこそ、言える話もありますよね。          ☆★