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    ◇◆◇◆ 速効!!よい子 ◆◇◆◇
   
    真剣に子育てを考えている人だけに教えたい、
   
    子どもをよい子にする方法。
   
    vol.R047     2019/6/7  発行部数 997
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       『季節の小箱〜第1集 家族の時代』発売中
        全国どこの書店からでもお求めになれます。
        ぜひ一度、読んでみてください。(^o^)こうじ
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    こんにちは。

    先日、コンサートを見に行く途中、急に雨が降ってきたので、
   セブンイレブンで傘を買おうとしたら、売り切れていました。

    あきらめて雨の中へ出ようとしたら、店員さんが、店の傘を貸して
   くれました。

    私は、買い物をしていないので、「客」ではありません。

    その日のコンサートも感動しましたが、セブンイレブンの店員さんの
   おかげで、感動一杯の一日になりました。

             (^o^) 心の材料
   
    「ありがとうと人から言われたら、君は何と返事をしますか」

    「どういたしまして、と言います」

    「では、どういたしましての前につけるのは、はい、ですか、い
   いえ、ですか」
   
    教室でこんな質問をしてみます。

    「どういたしまして」は、高学年の学級なら、すぐに出てきます。

    でも、「はい」か「いいえ」は、自信を持っていえる子は少ない
   ようです。
   
    「ありがとう」の語源は「有り難い」…そんなこと、滅多に起こ
   らないという意味です。

    「あなたが私にしてくれたことは、滅多にないめずらしいことです」
   と言って相手に感謝するのです。

    ですから、返事は「いいえ」。

    「そんなことはありませんよ。みんながしていることです。」と
   答えます。
   
    これを知ると子供たちは、きちんと「いいえ」と答えられるよう
   になります。

    「はい」でも「いいえ」でも気持ちが伝わるから、どっちでもいい
   といえばいいのですが、外国の人に日本語を教える先生は、ここを
   きちんと教えているのではないでしょうか。
   
    子どもたちと総合学習で地下道の掃除をした時のことです。

    午後3時ごろ、6年生の男子5人と1時間くらいやりました。
   
    多くの人が通りましたが、その中で3人の方が「ありがとう」と
   声をかけてくださいました。

    一人は自転車に乗った中年の女性。

    もう一人は仕事を引退なさっていると思われる年齢の散歩中の男性。

    そして、もう一人は若いお母さんでした。
   
    赤ちゃんを乳母車に乗せてゆっくり楽しそうに歩いてきたその若
   いお母さんは、子どもたちににっこり笑って「ありがとう」と言っ
   てくれました。

    乳母車は古い形で、子連れ狼みたいな形のものです。
   
    赤ちゃんは眠っていたようです。

    でも、このお母さんの「ありがとう」の声は、きっと赤ちゃんに
   届いています。

    このお母さんは、こうして歩きながら、「ありがとう」やすてきな
   あいさつをたくさんしているでしょう。

    そのたびにこの赤ちゃんの脳に、お母さんのやさしい声で温かな
   言葉が染み込んでいくのです。
   
    脳はやがて、お母さんの言葉を材料にして心を作っていくでしょ
   う。

    この赤ちゃんは、やさしい声と温かな言葉を材料にしてできあがった
   心を持った人になるのです。
   
    人間は、お母さんのお腹の中にいる時から、声を感じて生きてい
   ます。

    そして、生まれ、1年しないうちに、言葉で考えて生き始めます。

    だから心は声と言葉でできあがります。
   
    12歳までの脳は、まだ100%完成していません。

    完成はもうすぐですが、まだ間に合います。

    お父さんとお母さんのやさしい声と温かな言葉で、お子さんの心を
   完成させてください。

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