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◇◆◇◆ 速効!!よい子 ◆◇◆◇
真剣に子育てを考えている人だけに教えたい、
子どもをよい子にする方法。
vol.R063 2019/7/26 発行部数 992
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『季節の小箱〜第1集 家族の時代』発売中
全国どこの書店からでもお求めになれます。
ぜひ一度、読んでみてください。(^o^)こうじ
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こんにちは。
大人は夏休みではありませんが、それでも、お子さんが親を間近で
見る時間は増えますね。
(^o^) 愛されている
忘れ物をした日、家に帰り、「お前のせいで忘れ物をした。どう
してくれる」と母親に向かって言った小学生がいます。
幸せって、なんだろう。ずっと考えています。
今のところ、「誰かに愛されている実感を持つ」ことだと思って
います。
大人も子どもも、みんな同じ。
たくさんの人からでなくてもいい。
たった一人の人に深く愛されている実感があれば、幸せな気持ち
で1日を過ごせます。
赤ちゃんは、生きているだけで、人を幸せにします。
だから、赤ちゃんは、みんなから愛されます。
愛という言葉は知らなくても、赤ちゃんはだっこされたり、ミル
クをもらったり、話しかけてもらったりすることで、愛されている
実感を持つことができていることでしょう。
でも、言葉を話し始めた幼児は、もうすでに万人から愛される能
力はありません。
親はいつまでも子どもがかわいいのですが、他人はいつまでもそ
んなふうには思いません。
言葉はナイフと同じで、素敵な道具にもなるし人を傷つけること
もできるからです。
言葉を覚え始めた子どもには、言葉を教えるのと同時に、人を愛
することを教えなければいけません。
愛することのできる人間だけが、愛されるからです。
愛することを教える、といっても特別なことをするわけではあり
ません。
お父さん、お母さんが、周りの人にいつも感謝しているところを
見せてあげればいいのです。
親切にしてくれる人、見守ってくれる人はもちろん、かかわりが
ないように見える人にまで、お父さん、お母さんがやさしく接して
いれば、子どもは自然に愛する方法を身につけます。
人間は、本当に多くの人に支えられて生きていて、かかわりがな
いように見える人も、自分の人生に重要なかかわりを持ってくれて
いることが多いのだと思います。
「お前のせいで忘れ物をした。どうしてくれる」と母親に向かっ
て言った小学生は、人を愛することを知らずに育ってしまいました。
自分は何もしなくても愛されつづけると錯覚しています。
人を愛さずに、愛される人はいません。
ギブアンドテイクというわけでもありません。
愛する気持ちを知っているから、愛される喜びが本当にわかるの
です。
早く修正してやらないと、この人は、一生(親以外の)誰からも
心の底から愛されることなく、幸せを感じないで生きることになる
でしょう。
脳の話で説明したように、第2次性徴前なら、心は簡単に方向を
変えてあげることができます。
今、お子さんは、何歳ですか。周りの人を大事にする心は持って
いますか。
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