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◇◆◇◆ 速効!!よい子 ◆◇◆◇
真剣に子育てを考えている人だけに教えたい、
子どもをよい子にする方法。
vol.R072 2019/9/20 発行部数 989
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『季節の小箱〜第1集 家族の時代』発売中
全国どこの書店からでもお求めになれます。
ぜひ一度、読んでみてください。(^o^)こうじ
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こんにちは。
今週も、お便りをいただきました。とても、すてきなお便りなの
で、紹介いたします。
(^o^) 少しずつ、がんばろうね。
○ 最初のお便り
はじめまして。
私には、5年生の男の子、1年生の女の子そして年少で4歳の男
の子がいます。
3人の中で一番しっかりしてほしい長男は、これまた人一倍手の
かかる子で、学校から電話がかかることも度々あります。
友達とけんかすることもしばしば。忘れ物や提出物、プリントな
どもよく無くしてしまいます。
5年となれば落ち着いてもいい頃なのに、いつまでも保育園の弟
と同じレベルです。
とにかく我慢したり、一生懸命何かをやり抜こうという気持ちが
おこらず、たとえばやらなくてはいけない宿題がたくさんあるとし
ます。
でも今はやりたくない。後で怒られるのはわかっているけど、ま
あいい!遊ぼう!!なのです。
お父さんには毎回厳しくしかられるのですが、懲りないのです。
ちょうど先週から30日までお父さんが出張でいないんですが、
近頃はひどいです。
がんばって行っていたラジオ体操も「行ったって意味が無い」と
言い出し、行かなくなってしまいました。
勉強もせず、漫画を読んだりごろごろしてます。
とにかく私の言うことは少しも聞いてくれません。
昨夜はついつい手が出てしまいました。
すると息子も負けじと、私をたたき返してきたので、二人で大バ
トルになってしまいました。
どうしたらよいのでしょうか…。
こわいお父さんの言うことしか聞くことが出来ないなんて、がっ
かりです。
○ お返事
こんにちは。お便りありがとうございます。
簡単ですが、感想だと思って聞いてください。
いただいたお話は、特別なケースではなく、高学年の男の子には
よくあることです。
ですから、基本的には、まったく心配いりません。
お父さんとお母さんが仲良しなら、問題はすぐに解決します。
お父さんは、お母さんのどんな部分を尊敬してくれていますか。
それがすべてです。
一番怖いお父さん。そのお父さんが尊敬しているお母さん。
そのお母さんの言うことを、子どもは自然に聞きたくなります。
この視点で、一度お父さんと話し合ってみてください。
○ 2度目のお便り
おはようございます。
昨日はお忙しい中、早速のお返事に驚きました。そしてありがと
うございました。
ただいま主人が出張中であるので、話し合うことが出来ません。
「速効よい子」を読ませていただき、私なりにたった今何が出来
るかなぁと考えてみました。
子供がどうしてそんな気になるのか、そして私自身に問題が無い
かと振り返り、紙に一行づつ書き出してみました。
私は子供のやる気をなくすようなことばかり言ってました。
がんばってと応援するのではなく、「勉強やらないのならもう知
らない」「勝手にすれば」「言うこと聞かないなら、あなたのお母
さんなんてやめる!!」…ひどいこと言いました。
仕事先からすぐに子供の所へ行き、昨日のことを先ず謝り、そし
て今日から出来ることを少しづつがんばろうねと約束しました。
さすがに急には変わらない息子ですが、昨夜「お母さん明日はぼ
くラジオ体操行くよ!だからぼくが朝 お母さんに起されて怒った
りしても、何回も起きろって言ってね」なんて言うんです。
うれしかったです!
今朝はやはりなかなかおきることができませんでしたが、がんば
って行きました。
まだまだこれから先いろんなことがあると思いますが、がんばり
ます。
何かまた相談することがあると思いますが、そのときはよろしく
お願いいたします。本当にありがとうございました。
○ 2度目のお返事
お返事に、感激しました。
○自分に問題がないか、と自分に問いかけられたこと
○それを紙に書いたこと
○自分の言った、ひどいと思う言葉を、素直に書けたこと
○お子さんに、自分の方から、頭をさげたこと
どれも、重要なのに、普通はなかなかできないことです。
お子さんは、きっともとどおり、よい子になりますよ。こんな素
敵なお母さんと暮らしているのですから。
お父さんとは、教育について、なんて硬くならずに、普通の夫婦
の会話をすればいいと思います。
○ 3度目のお便り
こんにちは。またまた 早速のお返事ありがとうございました。
先生の言葉のなかに「きっともとどおり、よい子になりますよ。」
とありますが、そうなんですよね、みんなよい子なのですよね。
「速効よい子」のバックナンバーも、読ませていただきました。
すばらしいことがたくさん書かれていて、とても衝撃的でした。
早速、私の姉にも教えてあげました。
昨日は 息子、夏休みの勉強がちっとも手につかず、弟や妹をか
らかってストレスを発散させていました。
やらなくてはいけないことわかっているのだけど、出来ないから
イライラ!
今までの私なら「何やってるの!早くやりなさい!」と叱るだけ。
見守るとか、一緒にと言うことは考えもしませんでした。
でも、きのうは妹や弟に少し我慢してもらって、長男と少し勉強
を一緒にやりました。
でも集中力がすぐに切れて、嫌になってしまいます。
いったん中止しました。
今日はもうやらないかなぁ、なんて思っていたら、夜10:30
頃夏の友を持って、無言で私の横に座り、「お母さん何やっとるの
?」と言うから「勉強」と言うと。「…じゃ、ぼくも」とやり始め
ました。
字は汚いし、指で計算する場面を横目に、やる気になったことを、
ひとまずよし!と思いました。
「ぼくさぁ、べんきょうしてるとすぐに嫌になってまうんやてぇ
…。けいちゃんや、りきくんたちとはちがうんやてぇ。」とポツリ。
勉強がんばってるお友達の名前をあげました。
自分は頭がよくないと思ってるのでしょうね。
でも毎日の積み重ねですよね。
だから「速効よい子」の中にあった、子供の頃は、頭のなかにど
んどんいろんなことが入っていって、一度覚えたことはけっして忘
れることはなく、頭の中にしまったことをいつでもすぐに思い出せ
るように、箱の扉を何回も開けたり閉めたりすると、いいんだよ。
って言いました。
がんばれ、がんばれ!です。
「速効よい子」が私のように悩んでいるお母さん達に、もっともっと
広がるといいですね。
そして、子供たちが よい子たちで一杯になったら、ステキですね。
(^o^) すてきなお父さんお母さんがたくさんいて、うれしいです。
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