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    ◇◆◇◆ 速効!!よい子 ◆◇◆◇
   
    真剣に子育てを考えている人だけに教えたい、
   
    子どもをよい子にする方法。
   
    vol.R092     2020/2/7  発行部数 982
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      『速効!!よい子』(仮) 2020年4月24日発売予定
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        宣伝、よろしくお願いします。(^o^)こうじ
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    こんにちは。

    明日は、1年ぶりのライブで、わくわくしています。

    2月8日(土) 午前10時45分から30分間

    場所は、新東名高速道路「NEOPASA浜松」上り線内にある「ミュー
   ジック・スポット」です。

    もちろん、無料です(^-^)。

    一昨日は、ライブの告知で、ラジオの生番組に出演させていただき
   ました。

    今日も、夕方、別のラジオ局に出演させていただきます。

    慣れないスタジオではどきどきでしたが、教室では平気で余分な話
   をしてしまいます。

        (^o^) 余分な話
   
    学校の授業の内容は覚えてないけど先生の脱線話はよく覚えている、
   という人がいます。

    どうして、先生って余分な話をしちゃうんでしょうね。

    文部科学省で決めたことを教えるだけでも時間が足りないのに。

    …といいつつ、私の授業中の余分な話をひとつ。
   
    6年生算数「比例」の学習です。
   
    机の上にドミノを山積みしました。

    「このドミノを数える方法を考えなさい。」が問題です。
   
    この時間のねらいは、ドミノ1つの重さと、ドミノ全体の重さを
   量れば、全体の個数がわかり、それは比例の考えを使ってできるこ
   とだと気づく、ということです。
   
    子供たちには、たくさん方法を考えてほしいと思います。

   「ひとつずつ数える」から「二つずつ数える」「10のかたまりに
   する」…予習をしてきた子や塾でやってきた子などが「全体の重さ
   を量って…」と言っています。

    文部科学省としては、予習なしで、こういう多様で的確な考えに
   たどり着いてほしいのだと思いますが、今の状況では、それは、ち
   ょっと無理です。
   
    さて、ここまでくれば、それをみんなで確認し、今日の授業の目
   的は達成されました。
   
    そうすると、「余分な話をしたい」という誘惑がうずうず。
   
    「誰も僕の考えたアイデアは出さなかったなあ」
   
    数人が反応します。(全員が反応しているならいざ知らず、たっ
   た数人しか反応していないのに話を続けるずうずうしさで)「僕の
   やり方、聞きたい?」と続けます。
   
    こわいこうじ先生の言うことです。

    口がさけても「聞きたくない」なんて言えるはずがありません。

    それをわかっていながら、こうじ先生は満足げに「僕のやり方は
   ね、幸運のシールを3つ用意して、3このドミノに貼り、全体の中
   に混ぜます。」

    …子供たちは「は〜?」と口をあけたまま。
   
    さらに一人で面白がって、こうじ先生は続けます。
   
   「幸運のシールをはってあるドミノをつかむと今年1年いいことが
   たくさん起こります。

    みんなにその権利を上げよう。

    はい、一つずつ引いて。

    誰かが、1廻り目に先に引いても、シールは3つもあるから君に
   もチャンスは来るからね。

    では、2回目のチャンスです。もう一度一つずつ引いてください。

    まだ、あまってるね。じゃあ3回目。

    …残りは3つ。

    この教室には24人いるから、ドミノが全部でいくつかわかった
   でしょう。」

   (算数の少人数指導という方法をとっているので、この時間だけは
    教室の人数がこんなに少ないのです。)
   
   「ここから学んでほしいのは、仕事というのは、自分が楽で、手伝
    ってくれる人がわくわくする方法を考えることが大事だっていう
    ことだよ。

    自分が楽になればなるほど新しいアイデアが生まれるからね。

    自分が楽になった分、他の人に大変な思いをさせてはいけない。

    楽しく働ける方法を考えれば、みんな幸せな気分でたくさん働い
   てくれるよ」
   
    などとえらそうに言って、授業は終わりです。

    この子達、今日の授業で一番大事な「比例」のことは、ちゃんと
   頭に入れて帰ったでしょうか(^-^)。

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