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    ◇◆◇◆ 速効!!よい子 ◆◇◆◇
   
    真剣に子育てを考えている人だけに教えたい、
   
    子どもをよい子にする方法。
   
    vol.R095     2020/2/28  発行部数 982
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      『速効!!よい子』(仮) 2020年4月24日発売予定
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        宣伝、よろしくお願いします。(^o^)こうじ
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    こんにちは。

    怖い新型コロナウィルスですが、予防法はインフルエンザと同じ、
   毎年、学校でしっかり指導されていることです。

    きちんと毎年できている子は、大丈夫ですね。

        (^o^) 笑って読む、怒って読む
   
    3年生の国語の授業をしました。このクラスの授業は初めてです。
   
    説明文で、5行ほど重要な文があったので、何度も朗読させたい
   と思いました。
   
    2度、全員に朗読するように言いました。

    はりきって読んでくれる子が多かったのですが、2度目は1度目
   より確実にテンションが下がっていました。

    このまま4度、5度と繰り返せば、子ども達の意欲は落ちる一方
   でしょう。

    繰り返すことはとても大事なことですが、人間はどうも飽きやす
   く繰り返しは嫌いなようです。

    集中力をなくした繰り返しでは、読んだ甲斐がありません。
   
    3度目は、泣きながら読みなさいと言いました。

    子どもたちは最初びっくりしたようですが、すぐに泣きまねをし
   ながら読み始めました。

    誰かが大きな声でやり始めたからです。

    ここが学校教育のよいところです。

    もし、1対1の家庭教師のような状況ならほとんどの子がすぐに
   は始められないでしょう。

    教室で、たくさんの友達がいるから、どの子もすぐに始められる
   のです。
   
    次に怒って読みなさい、と言いました。

    子ども達はすぐに読み始めました。

    泣いて読むよりも大きな声が出せて、教室はとてもにぎやかにな
   りました。
   
    次は笑って読みなさい、です。

    実は、これがなかなか難しいのです。

    アニマル浜口さんが形から笑いに入る技を見せてくれていますが、
   滑稽に見える、と思う人も少なくないでしょう。

    古くは浪越徳次郎さんの笑いもそうでした。

    でも、楽しくない時も笑ってみると、確かに楽しくなります。

    これはとてもよいことですが、やってみると意外に難しいのです。
   
    ですから、泣きながら読む、怒って読む、笑って読むの順番は意
   外に重要です。

    いちばんすてきな、でも難しい「笑って読む」は、かんたんな
  「泣きながら」「怒って」の後が、やりやすいのです。
   
    さて、これで5回読めました。

    最後は、いちばん丁寧に、聞いている人にわかりやすく読みなさ
   い、と言います。

    子ども達は真剣にそれに応えて読んでいました。

    とてもよい子達です。

    でも、これが6回目だなんて、みんな気づいていないかも。
   
    「本読み」の宿題は出ますか。

    この宿題は、最も重要なものです。

    しっかりやることやらない子では大きく差がつきます。

    でも、内容は単調になりがちで、読むたびにテンションが落ちて
   くるのも確かです。
   
    泣きながら、怒りながら、…は反則ではありますが、ただ回数だ
   けを読むよりも、きっと効果があると思います。

    ちょっとした工夫で勉強を「遊びながら」することを知ると、お
   子さんは、この先も勉強を楽しみながらやろうとするのではないか
   と思います。
   
    お時間があったら、本読みの宿題の時に、いっしょに泣きながら
   読んでみませんか。
   
    また、朗読の学習を充実させるためにこんな工夫をしているとい
   うお父さん、お母さんは知恵を貸してください。

    みなさんに広げたいと思います。

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