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◇◆◇◆ 速効!!よい子 ◆◇◆◇
真剣に子育てを考えている人だけに教えたい、
子どもをよい子にする方法。
vol.R096 2020/3/6 発行部数 982
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『速効!!よい子』(仮) 2020年4月24日発売予定
全国どこの書店からでもお求めになれます。
宣伝、よろしくお願いします。(^o^)こうじ
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こんにちは。
突然の休校で、親も先生方も大変ですが、これをチャンスと頑張
ってください。
6年生の春休みは人生を決定する大事な期間です。
中学校の入学式の日まで、24時間、勉強をさせてください。
そうするだけで、人生が急角度で上昇します。
こんなに簡単に人生を良くすることができるのは、6年生の春休
みが人生最後のチャンスです。
また、兄弟で留守番する場合は、お兄さん、お姉さんは、力を伸
ばすチャンスです。
(^o^) 教えた者勝ち
2月も半ばになると、6年生の算数の教科書は6年間の復習や発
展問題ばかりになるので、個人のペースで学習を進め、私がアドバ
イスするという形をとっています。
わからない問題は友達に教わりに行ってもいいことにしています。
教えてほしいと言われた子は、必ず教えなくてはいけないという
のがルールです。
なぜこんなルールを作ったかというと、教わった子より教えた子
の方が得をするのに、それに気づかない子が多いからです。
自分がわかっていることをわからない子に教えるのは時間の無駄
と考えている子がたくさんいます。
でも、脳の仕組みを考えたら、それは大きな間違いだと気づくで
しょう。
何度も書いているのでわかってくださっている方はこの先は読み
飛ばしてくれればいいです。
脳は小さな箱が何億個も集まってできています。
その一つ一つに小さな知識が入っています。
必要な時にその箱のふたがノックされ、中の知識を使うことがで
きます。
子どもの時はその箱に知識をいっぱい入れて箱が足りなくなって
も、次の日には空の箱が新しくできて、脳の箱はどんどん増えてい
きます。
だから、子供の頃は、新しいことにどんどん挑戦することが重要
です。
残念ながら勝手に箱が増え続けるのは18歳までです。
18歳までは好き嫌いを言わず、目の前のことすべてに挑戦して
いくのが力をつけるよい方法です。
さて、1+1=2という単純な思考なら箱のふたを一つ開ければ
すみますが、もっと頭がよくなるためには、一つの刺激で、一度に
多くのふたを開けなくてはいけません。
そのためには箱と箱をつなぐ神経が太く複雑に絡み合っている必
要があります。
箱は18歳で増えるのをやめるようですが、箱と箱とをつなぐ神
経は、何歳になっても鍛えれば、より太く複雑になるそうです。
アインシュタインは箱の数は普通の大人の人より少なかったよう
ですが、箱と箱をつなぐ神経の太さ、複雑さは普通の人をはるかに
超えていたそうです。(死んでから世界中でアインシュタインの脳
が研究されているなんて、すごいことですね)
友達同士で教えあった場合、教わる子は知識が一つ増えます。
箱がひとつ埋まるわけです。
教える方はもうわかっていることですから、新しく箱は埋まりま
せん。
これでは一見、教えた方が損をしたように見えます。
しかし、本当は違います。
わからない人に教えるためには、箱を一つ開けて自分の知識を見
せるだけではだめです。
自分の知っていることをどう伝えれば相手がわかってくれるかを
一所懸命考えなくてはなりません。
一度教えてみたら、相手がわからなかった。
そうしたら、別の方法を考えなくてはなりません。
ここが、神経を太く複雑にするポイントです。
わからない友達に粘り強くいろいろな方法で教えようとする子は、
脳の神経が太く複雑になります。
すなわち頭がよくなるのです。
この話を理解したのか、それともこわいこうじ先生の言うことだ
から、きかなくてはならないからか、教室では友達どうしで丁寧に
教える姿が見られます。
家で勉強をしている時、お兄さん、お姉さんは、弟、妹におしみ
なく教えましょう。
その分の時間、自分の宿題をやるのが遅れても、結果的には頭は
よくなっているのですから。
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らこそ、言える話もありますよね。 ☆★