平成14年11月2日〜4日、
日本糖尿病協会主催第一回ヤング
DMカンファレンス(大分 由布院)へ行ってきました。


講演とグループ討論
【テーマ
(例:就職・進学、恋愛・結婚、日常生活の注意点等)を選び、そのテーマごとグループになって話し合う】が有り、2日目の自由時間には由布岳登山(雪が降っていました!?)にも行って、たくさんの意見交換も出来、有意義な3日間でした。講演では様々な話を聞き、今回は精神面に関することが多く取り上げられていました。例えば、大分心理研究所長の高橋正臣先生は『人の心とそのとらえ方』ということでお話して下さいました。

   意識()は3層に分かれていて、1:自覚している意識(10%)、2:自覚していない隠れている意識(10%)、3:無意識(80%) であり、この無意識の部分のパワーは無限大であるということ。

   プラスのエネルギーは大脳から無意識的に働いて免疫力が高まったりして病気が治ったりするように、心と身体は一体であるということ。このパワーは無意識からの伝言であることが必要で、?脳波(ホッとした時に出る)が出ている時が一番無意識の部分に届きやすい。こうゆう状態の時のイメージトレーニングが大切で、±50%のものが良くなると思うことによって−20% +80%に変化させることが出来る。

   例:10円玉を手に乗せて、その10円が手に食い込んで手と一体になったと思い、イメージすると、手を下に向けても(ちゃんとイメージ出来た人は)10円は手から落ちない。 ⇒ 一回皆さんもやってみて下さい。

他には内潟先生のインスリンの打ち方のお話を聞き、とっても勉強になりました。内容は、インスリンは切れないように打つ。「食べるから打つ」のではなくて、「食べるから足して打つ」のだということ。食べたい食事、活動、今までの体験を考えて何をやっても血糖さえ下げればよいから、その為のインスリン量を決める。その為にインスリン必要量をしっておくことが必要。怖いのは高血糖であって低血糖ではない。低血糖は自分で治せるが高血糖→合併症は自分で治せない。自分でコントロールする為には理屈を知ることが大切。なぜ血糖が高いのか(低いのか)知ることで、それに対応して自分でコントロールできるはず。と言ったふうな事を話してくれました。

その他、移植のお話などもありました。移植にはもちろんメリットもあるがデメリットもたくさんあるという事。そして移植したからといって全員がインスリン注射をやめることが出来るとは限らないということ(コントロールはかなり良くなるようだが)。普通の手術と同じくらいの危険率もあるということなど、様々なお話を聞いてきました。詳しく知りたい人は直接私に聞いて下さい。

グループ討論では、私は1日目はキャンプの運営、2日目はヤングの会の運営について話し合ってきました。それぞれで話し合ったことについて箇条書きでつづっておきます。

キャンプの運営

何のためのキャンプか? 

どうしてキャンプをするのか? 

子供が自立することが目的? 

子供の為のもの、子供が勉強する。

キャンプ中の個々の目標を立ててそれに向かって頑張る。

自立すべきところでは厳しい優しさが必要。

責任者を明確にする。          などのいろんな意見が出ました。

ヤングの会の運営

目的をはっきり持つことが大切。

5年くらいで終わってしまうことが多い → 次の世代への交代が出来ていない。

若手のリーダーと結婚等経験した人のリーダーの二つが必要かもしれない(連携を取る)

社会人になって発症した人に対しての呼びかけ。          等々

2日目は雪の降る由布岳を登ったり(疲れたけどすごくきれいでその後に入る温泉は最高)、大村詠一君のエアロビを見たり(目の前1〜10mの範囲で)踊ってくれてすごかったー!やっぱ あの笑顔が良かったです!妹さんもとってもカワイかった。

 とても充実した3日間でした。

行かせて頂き、ありがとうございました。



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