こども病院入院日記

2.手術〜術後一週間編

5/24(月)七日目。(この辺からは食事中に読まない方がいいかも^^;)
いよいよ、手術日。手術の予定は三番目らしいが、もし前の手術が中止になったりした
時の為に早めに9時過ぎ頃来てくださいとの事で、9時頃病院へ到着。だんなも一緒。病棟
へ行き、Pにおはようを言った後ひとしきり遊ぶ。10時半頃精神安定剤の座薬挿入。11時
過ぎに手術室へ。
手術室の前の部屋へは親が一人入って患者の確認。バイバイをして、私たちは家族
待合室へ行く。ここに電話があって、病棟に帰ってきた時などに連絡が来るとの事で、
必ず一人は待機していてくださいとの事なので、食事を順番にとる。で、その後延々待ち
続け(漫画や雑誌が一杯あって、た〜くさん読んだ^^)たのだが、午後8時になっても連絡
が来ない。さすがに心配なので病棟に行ってみる。看護婦さんに尋ねると、もう部屋に
は戻っているのだが、色々処置を先生方がやってくれてるので、もう少し待ってくれと
いう事で病棟近くの応接室で待つ。倫子先生(主治医ではないが、脳外科の先生)が来て、
手術は成功したと教えてくれる。少しして主治医の佐藤先生が来てくださって説明。
手術自体は大体予定時間(5時間)通りに終わったそうで、成功との事。但し、出血が多く、
用意していた1リットルでは足りなかった事、術後の事とかを話してくれる。術後は顔が
とても腫れる事、あと、ここ何日かは脳が腫れるので脳出血の危険性がある事、その後も
細菌感染の危険性がある事などと、あと、もっと先の事(骨がちゃんとして脳がおさまる
には4年位かかるとか、その間はヘルメットをしないといけないとか、この手術を受ける
と確実に血の巡りがよくなるとか)まで説明を受ける。(しかし、術後の危険性とか大体
覚悟は出来てたけど、そういうのって手術の前には言ってくれないんだなあ〜。もし、
そういう認識がなかったら、抗議とかする人いないんだろーかとか少し思った。)
その後やっとPのところに行く。部屋は個室に移っていた。しかし、予想はしていたものの
鼻にはチューブついてるし、頭からチューブ出てるし、手や足は点滴だらけだし、何
より顔は腫れはじめているし、ちょっとびびる。眠るお薬を使っているという事で、
何もしてあげられないし、先生も今夜はついていなくていいという事だったので、ひと
しきり声をかけて、手とかさわった後、看護婦さんにお願いして今日は帰宅する事に。
5/25(火)八日目。術後一日。
昨日、看護婦さんに「朝電話してもらって、何事もなければ、普通の面会時間に来てくだ
さい」と言われていたので、10時半頃電話する。「特に何事もないけど、心配だったら早め
に来てもらってもいいですよ。」との事なので、2時頃行くとお願いする。だんなも一緒。
少し早めに着いてしまい、1時半過ぎから面会。今日の朝以降眠る薬は入れてないとの事だが
時々動く程度。なにせ、顔が昨日よりも腫れてて目が開かないし、喉の奥にチューブ入ってる
から声は出せないし、寝ているんだか起きているんだか、よくわからないが、声をかけたり、
手をにぎったりしてみる。頭のチューブはとれたとの事。吸引したり、点滴を替えたり、吸入
したり、とにかく色々あるので、じっくり側についている事もできない。時々嘔吐があるらし
く、おえおえした後、喉の奥につながっているらしきチューブからごぼごぼと出てくるのが
辛そう〜。しかも痛いだろうし、身体中縛られてて、意識があったら辛いんだろうなあ。。。
う〜ん、せめて声が出せれば泣き声でも聞けるんだが。
面会中、倫子先生のお話を聞きに外来まで降りる。CTを見せてもらうが、確かに頭の形はよく
なっている。それと、脳がこれから大きくなる為の空洞ができているのも、よくわかる。
でも頭の後ろの方も少し形を整えたらしいが、それはあまりよくわからなかった^^;
今のところ出血もなく、順調との事。
病棟へ戻って、5時までいて、バイバイして、帰ってくる。帰ってくる少し前頃は私が声をか
けると反応があったような気もする。
(関係ないけど、今5/26午前1時23分なんですが、眠ろうとすると、Pのサッカーボールの様に
なってしまった顔や、おえおえが浮んできて眠れないです〜。病棟から夜中に急変の電話が
かかってきたらどうしようとか縁起でもない事も考えちゃって。冷静にしてるけど、結構^^;)
5/26(水)九日め。術後二日。
今日からだんなは仕事に復帰。Pは右の鼻の管が抜けたので、少し楽そう。声も少し出る
様になった。でも管を抜いたという事は、もう気管に酸素とか送れなくなったので、
少し呼吸が不安定になったりすると(モニタがピコピコ鳴る?)看護婦さんに、
「ふじく〜ん、がんばってちゃんと呼吸して〜」と言われていた。おしっこの管も私がいた
時に抜けた。腫れは少しひどくなった気もする。手をにぎって声をかけるとしっかり
にぎる。私が帰ろうとしても手をぎゅっとにぎっている。バイバイするのがつらい。
看護婦さんに育成医療の意見書をもらっていくように言われ、帰りに医事課でもらう。
5/27(木)十日め。術後三日。
病院へ行く前に、保健所に行って育成医療の手続をする。久しぶりに知り合いの保健婦
さん達に会って、色々話をする。育成医療というのは、障害が治療によって除去もしく
は軽減される場合、医療費が軽減される制度らしいが、これは市の乳幼児医療費助成より
優先されるそうで、以前の入院の時の様に、一日500円払うと思っていた私は少し面食らう。
この辺の手続については、終わった後でまたまとめるつもり。
病院へ行くと、Pが白っぽい薬を飲んで(鼻から出ている管に注ぎ込まれて)いる所だった。
先生などの説明によると、手術などのストレスで胃炎をおこしているらしく(大きな手術
の後はそうなる子がいるらしい)、吐血があるので、マーロックという、最近よく聞く、
胃を保護する薬を入れているとの事。でもそうたいした出血ではないのでそのうち止まる
でしょうとの事。意外な合併症にちょっとびっくり。Pは点滴も右手と足だけになって
ベッドも少し角度がついたし、時々身体の向きも変えてもらっている(嫌がるが^^;)。
言葉も「しまじろー」とか、たまに言える位になった。元気になった分、ばいばいを
とても嫌がる。看護婦さんに「家にラジカセとかあれば持ってきてもいいですよ。」
と言われたので、明日持って行こう。
5/28(金)十一日め。術後四日。
こども病院では長い入院の子や個室に入る子には担当の看護婦さんがつくとの事で挨拶
を受けた。ベッドの角度が昨日は15度位だったのが、30度位になった。しまじろうと
電車でGO!のテープを持っていったが、カセットの方を向いたりする。両手から点滴が
抜けて、足だけになったので、両手を持って遊ぶ。言葉はあまり出なくなってしまった。
喉が痛いんだろうか?。頭を動かしたり、手を動かしてかゆいところをかいたり、動き
は少し元気になってきた。
5/29(土)十二日め。術後五日。
今日はだんなのお母さんが一緒にお見舞いに行ってくれた。病棟には一回に二人しか
入れないので何回か交代しながらお見舞いする。右の鼻のチューブが抜けてすっきり。
なんとか人に見せられるようになったので(?!)、Pの写真を載せときます。
目も時々右目だけだが、薄目を開けられるようになった。ベッドの角度も45度位になって
いた。もう座ってもいいらしいが、、看護婦さんがやろうとすると嫌がるという事なの
で、私とだんなとで座らせると座った。テーブルを置いてもらったのだが、まだ電車で
遊ぶとかいう事はしない。でもしまじろうはしっかり抱っこ出来た。手術後初めて口から
ポカリスエットを飲んでみた。これが飲めたらおやつも食べてみようかとの事。一口
二口飲んだが、しばらくすると吐いてしまった。まだ胃が回復してないのかな。まあ、
昨日まで血を吐いていたんだからしょうがないか。しばらく座って、眠そうなので、
寝かそうとしたのだが、「う゛ーー」と首を振って抵抗する。しょうがないので、帰る
まで支えておく。動きが激しくなってきているので、頭をどこかにぶつけそうでちょっと
怖い。言葉は相変わらずあまりでない。私達が帰る時は元気に(?!)泣いた。
5/30(日)十三日め。術後六日。
大部屋に戻った。隣ののんちゃんは小学生のお姉さんで、色々しゃべるので、富士夫も
少し声が出るようになったみたい。のんちゃんにシールをコップに貼ってもらい、
「ありがとう」が言えた。目も両目薄目だが開けている。それに、結構しっかり座れる
ようになった。昨日みたいに手をずっとつかんでなくても大丈夫になった。
朝御飯は七割ほど食べたのだが、昼御飯は半分ほど食べた所で吐いてしまったそう。
おやつをあげようと、杏仁豆腐を一つ食べさせた所で、また吐いてしまい、結局おやつは
食べられなかった。でも麦茶は全部飲めた。帰る時は泣く。

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