4.もうすぐ退院編
6/7(月)二十一日め。術後十四日。
今日は午前中検査があったそうで、眠るお薬のせいか少しぼーっとしていた。検査が
午前中一杯かかったので、お昼も食べられないかなと看護婦さんは思っていたそうだが
富士夫が「ぼく、まだごはん食べてない〜」と情けない声(多分)を出したので、お昼に
はありつけたらしい。う〜む。ほんとに食べる事が一番の楽しみなんだろうなあ^^。
おやつタイムからはいつもの様に食堂に移動して過ごす。5時にプレイルームに移動して
バイバイ。最近また泣く様になってしまった。
6/8(火)二十二日め。術後十五日。
足の点滴がとれていた。とった後の止血の為という事で、横になっていたが、すぐ許可
が出て、起きる。頭のガーゼも簡単なものになっていた。昨日あかしやの先生に頂いた
「しゅっぱつしんこう」を読んだ後、抱っこで車椅子に乗って(点滴がとれたので)食堂
に移動。おやつを食べる。プレイルームでも、立たなければ遊んでいいとの事だったが、
とてもじゃないけど自信がないので車椅子に乗せたまま食堂で遊ぶ。本に飽きたらしく
「プラレール」というので、電車を持ってきて遊んでいたら、お友達と取り合いでおお
泣きしてしまった。ボランティアの人が電車を取返してくれたが、まだぐずぐず言って
いた。この状況で友達(といっても初めて会った子だし)に電車を貸すのは無理なのかな
あ。5時になったので、そのぐずぐずのままプレイルームに移動してバイバイ。またおお
泣きだ^^;
6/9(水)二十三日め。術後十六日。
今日は、ヘルメットの仮当てということで、2時頃行く。だんなもヘルメットを見たいと
付いてきたが、実物は見れなかった。まあ、あと一週間で出来てくるのでそれを待とう。
ヘルメットが出来てくる日が退院の予定。(というかヘルメットが出来ないと退院でき
ない^^;)装具屋さんに、色の指定(派手なグリーン!)をして、値段や出来上がりの時間
、手続などの説明を聞いて、病室へ。Pは検査の為遅い昼食を看護学生さんに食べさせて
もらっていたが、ちょうど終わる頃だった。きれいに全部食べていた。看護婦さんの
話によるとちょっと熱があるそうだが、元気とのこと。その後3時過ぎまでは安静時間
なので、ベッドでおとなしく遊ぶ。そのままうだうだしていたら、看護婦さんがベッド
におやつを持ってきてくれたが、食堂で食べさせたいので、移動。その後プレイルーム
に移動してプレイルームの前で車椅子にのったまま、本を読む。せっかくだんなが来た
という事で、退院後の注意点(ヘルメットをかぶってもしてはいけない事など)について、
誰にいつ教えてもらえるのか尋ねる。で、退院の日に先生が話して下さるらしい事が
わかったが、あかしや学園に予め伝えて、受け入れてもらえるのか確認したいので、早
めに知りたい事を伝える。(あまり制限が多いと通わせてもらえないんじゃ?という心配
があったので)少しして、倫子先生が来てくれて、質問に答えてくれる。頭の上の方は骨
がないので、ヘルメットが骨の代わりだから、ともかく朝起きてから夜寝るまでずっと
かぶっていなければいけないそう。あかしやではとりあえず室内では普通に過ごせそうだ
が(マット運動などは駄目)、やはり歩行訓練で河原に降りたり、登る遊具とかはできな
いようだ。ともかく頭を何かに強くぶつける可能性のある事とか、頭にボールなどがぶ
つかる事を避ければ歩いたり走ったり、三輪車とかも普通にやっていいらしい。少し安心。
先生のお話を聞いた後、プレイルーム近くで遊んだり、ベッドで遊んだりして、5時に帰る。
6/10(木)二十四日め。術後十七日。
今日は検査(RI)だったそうで、行ったら点滴を受けながら眠っていた。なかなか起きない
ので、4時前頃おむつを替えたら起きた。看護婦さんがもってきたポカリスエットを飲んだ
が、吐かなかったので、4時20分頃おやつをベッドで食べる。おいしそうなババロア。
食べられてよかったね^^>P。その時看護婦さんに「**くん、普通の御飯食べられるんで
すよね」と言われて、「はい」と答えると「なんでずっと全がゆになってるのかなあ。
もしかしたら、忘れられちゃってるのかな。ちょっと調べて普通の御飯に変えてもらい
ましょうね。」えーー?まだ全がゆだったの?それでいつもがっついているのかも。まあ、
検査のせいで、欠食が多いせいもあるんだろうけど。で、Pはめでたく普通食(副食きざみ)
に変えてもらいました。う〜む、いつから?もしかして、胃が直ってからもずっと?何せ
食事をとってる時間はいないからわからんのだ。ま、とりあえず、明日からは普通の御飯
でよかったね。おやつが食べられたので、点滴を抜いてもらいプレイルームへ。そのま
ま5時になったので、帰宅。
6/11(金)二十五日め。術後十八日。
病院に行く前にあかしや学園に電話。頭の骨がないところがあるので、ヘルメットをか
ぶる事、活動や訓練に一部できないものがある事などを話すが、「心配しないで、来て
くれていいよ。」との事。よかったーー。とりあえず来週の水曜日退院するので、様子を
みて(なにせ3週間以上歩いてないので)、その次の週あたりから行きたいと思っている事
を伝える。病院へ行くとPは看護学生さんに遊んでもらっていた。看護学生さんが今日で
最後という事で、パーシーのちっちゃいおもちゃをくれた。あとトーマスや電車の絵と
か、「早く元気になってね」とか書いた紙をベッドに貼ってくれた。のんちゃんにもら
った折り紙とかも貼ってあるし、だんだん長期入院の子のベッドみたくなってきた^^;
今日のおやつはタルト。ぼろぼろこぼしながら大分自分で食べられるようになった。
看護婦さんに、来週の視能訓練(退院の次の日に入っている)について、聞く。眼科に
確認しておきますとの事。後、今週ずっとしている検査の為の右手の点滴(左手の指しゃ
ぶりがあるので、頼んで右手にしてもらってる)はまだとれないのかを聞くが、来週も
検査があるので、それまではとれないそう。土日があるんだし、一回とってくれてもい
い様な気もするが。今日は大きな子が車椅子を上手に走らせるのに、触発されてか、自分
で車椅子を動かすのを楽しんでいた。でも進まないんだよね^^;おやつのあと少しプレ
イルームで座ってままごとをする。ちょっと目を離したすきに立ち上がりそうになって
はらはら。家に帰って来たら大変だなあと実感。5時になったので、また車椅子にくくり
つけて、バイバイ。看護学生さんに囲まれていたので、あまり泣かなかった。
6/12(土)二十六日め。術後十九日。
部屋が変わって、のんちゃんと離れてしまい少し残念。Pはお姉ちゃんがいるせいか本当
に、年上の女の子が好きだ。今日は土曜日でお姉ちゃん、お兄ちゃんも来て、またドア
越しに遊んだ。おやつの後は、プレイルームでおままごと。だんなもいるので大丈夫だ
と思ったが、笑いすぎたりしてひっくり返りそうになったりとやっぱりドキドキ。まあ、
帰ってからの事は帰ってから何とかしよう。5時に車椅子に乗せて、バイバイ。今日は
ちょっと泣いていた。
6/13(日)二十七日め。術後二十日。
行ったら寝ていた。2時半頃起きる。今日も兄、姉が来たので、ドア越しに遊ぶ。その後
おやつのお好み焼きを食べて、そのまま食堂あたりで遊ぶ。食堂でもテーブルに頭をぶ
つけそうになっていた。言葉も増えてきたし、遊びも段々激しくなってきて、うれしい
が、ヘルメットがないと怖い。今日はプレイルームには行かずに食堂でグッピーを見た
り、電車を持ってきて走らせたり、電車の本を読んだりして遊んだ。しかし、5時になっ
たら、プレイルームへ行かなくちゃね。バイバイ。ちょっと泣きそうになったが、がま
んしてたみたい。えらいね。もう少しだもんね。
6/14(月)二十八日め。術後二十一日。
道路が混んでいて10分位おくれてしまった。Pは食堂にいて、看護婦さんと電車で遊んで
いた(ぐずったのかな?)。そのまま食堂にいて、おやつ。今日はタマゴボーロだった。
おやつの後も食堂で遊ぶ。同じ病棟のお兄ちゃんがリハビリに行くとき声をかけてくれ
たので、「いってらっしゃいは?」と言ったら、「いってらっしゃい」と元気に言えた。
その後も他の子や面会の人に時々「いってらっしゃい」、「ばいばい」などと言えた。
5時まで食堂で遊んで、プレイルームでバイバイ。
6/15(火)二十九日め。術後二十二日。
看護婦さんに、明日血液検査の結果が悪くなくて、今日〜明日に熱が出たりしなければ
退院と言われた。多分退院できるだろう。眼科(入院中に外来の予約が、明後日17日に
視能訓練が入っている)については、また明日どうなるか教えてくれるとのこと。この
前、眼科の羅先生と病棟で会ったが、「まあ、直ってからじっくりやりましょう」と言わ
れていたので、また外来の予約を新たにとってやる事になるだろう。せっかく右目の視
力が上がりかけていたので、なんとかうまく続けられるといいのだが、今おでこの骨を
かなり前に出しているし、一週間位目を使ってなかったせいか、また見えにくくなって
いるような気がして心配だ。食堂に移動して、顔なじみのお兄ちゃんと遊んだあと、お
やつ。少ししてプレイルームに移動して、積み木とかで遊ぶ。5時になったので、車椅子
に乗せて、バイバイ。バイバイはしてくれないが、泣かない。「明日迎えにくるからね、
そしたらお家に帰ろうね」と話すが、よくわからないのか反応なし。
6/17(水)三十日め。術後二十三日。
いよいよ退院予定日。もし何かあって退院できなければ午前中に連絡が入るという事だ
ったけど、何もなく、お昼過ぎにだんなと病院へ向かう。午後1時少し前に病院到着。
まだ装具屋さんが来ないという事でベッド回りを片づけたり、着替えをした後、プレイ
ルームで遊ぶ。1時半過ぎ、装具屋さんがヘルメットをもって来る。蛍光グリーンが可
愛い。佐藤先生と倫子先生も来て、ヘルメットを見る。付け方など教えてもらい、内側
にガーゼを当てると汗を吸っていいかもしれないとの事で持っていたガーゼのハンカチ
を当ててみるがうまくいかないので、帰宅後に試す事にする。ヘルメットを初めてかぶ
る時から、少しぐずぐず言っていたPだったが、一旦はずしてしまった為、もう一回つ
けようとするとめちゃくちゃぐずる。炎症反応がまだ多少残っているという事で、抗生
物質の飲み薬をもらい、ぐずったまま、みんなへのあいさつもそこそこに病棟を出る。
もしかしたら家に帰るのが嫌なのかしらという位のぐずりようだったが、病院を出て、
車に乗り込むと機嫌が直った。しかし、車の中で寝てしまい、私はずっと頭を支えてな
ければいけなかった。当分遠出は無理かもね。3時半頃自宅に無事到着。退院おめでと
う、Pちゃん!