映画用語事典

日ごろ何気なく口にしたり、耳にする映画に関する用語。しかし、本当の意味はイマイチ分からないのでは・・・
そんな人の為に、このコーナーでは、映画に関する用語の意味を解説しています。これを読破すれば君も映画通の仲間入りだ!


【ア行】 【カ行】 【サ行】 【タ行】 【ハ行】 【マ行】 【ヤ行】 【ラ行】



【ア行】

アート・ディレクター アイマックス
美術監督。小道具、大道具さらには衣装も含め、映画の美的側面を総合的、全般的に監督する人。プロダクション・デザイナーとも呼ばれる。 3Dの立体映像も撮る事が出来る高性能カメラ。特殊な大面積フィルムを用い、従来の70ミリ映画以上の画角と映画の鮮明さは特筆モノ。
アテレコ アビド・シネマ
外国映画のセリフを画面に合わせて、日本語に吹き替えること。 アップル・コンピュータとアビド社の共同開発により、マッキントッシュのコンピュータ上でデジタル・ビデオ映像を扱うことができるようにしたツール。最近流行のデジタル編集の主流となっている。
アフレコ アメコミ
撮影の際、セリフやその場の音を同時に録音せず、音だけを別録り(後録り)すること。ちなみに同時に録音することを、シンクロナイズド・レコーディングという。 赤や青などの原色だけを使った線画で構成され、パルプ紙に印刷された、アメリカのマンガ。DCコミックとマーベルコミックの2つの大きな流れがあり、TVシリーズやアクション映画に多くの原作を提供している。
アメリカ映画協会 アメリカン・ニューシネマ
MPAAの略称でも知られる団体。主な活動は、アメリカ映画の売り込みの他、NC17などのレイティング設定、さらには海賊版の取り締まりなど多岐にわたる。 1960年代後半から製作されるようになった、メジャースタジオでは扱えないテーマを描く、独立系プロダクション作品。’50年代末に現れたフランスのヌーベルバーグに影響を受ける。カウンター・カルチャーの台頭と時を同じくしたそれらの作品は、既成の価値観に対する反旗を掲げ、若者からの絶大な支持に支えられブームを築いていった。
亜流映画 インターネガ/インターポジ
柳の下の2匹目的に、ヒットした作品に倣ってつくられる作風やパターンを真似た映画のこと。ベトナム戦争ものやゾンビものなどパターン化したジャンル映画が多い。 撮影されたフィルムと、上映用フィルムの中間にあるフィルム。撮影し、最初に現像したフィルムをマスターと呼び、それをデュープ(複製)したもの。ネガの状態かポジの状態かで2通りの名前で呼ばれる。
イントロダクション AFI
音楽などでも使われる言葉だが、映画ではメインとなる物語が始まるまでの序章的な部分をいう。たとえば「007」シリーズでの、タイトルが始まる前のちょっとしたエピソードなどがその代表。 正式名称はアメリカン・フィルム・インスティテュート。ハリウッドに直結した映画人養成学校として知られ、実践に則した映画製作の基本を教える。’67年に設立。また、映画作品の修復作業も行っている。
映画祭 映画賞
映画の見本市として発展し、その後は各国で町興しなどにも利用されるようになった、映画の祭典。カンヌ、ベネチア、ベルリンが3大映画祭。
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優れた作品を表彰すると共に、映画人にはそれによって次の作品への糧を与える、いわば映画界の勲章。世界中が注目する“アカデミー賞”がもっとも有名。
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映倫 エキストラ
映画倫理監視委員会が正式名称。青少年の健全育成を旨として、性的シーンや暴力シーンに対し検閲処理を施す。日本の一般映画館では、映倫審査に合格したものしか上映出来ない。 モブ(群衆)シーンなど、正規の出演者以外にたくさんの人物や一般の人が必要とされる際に、臨時に雇われる出演者のこと。
絵コンテ SFX
シーンの雰囲気や撮影アングルなどを決めやすいよう、あらかじめシーンの素描を描いたラフ・スケッチ。映画製作に欠かせないアイテム。 別名、視覚的効果。通常の撮影では不可能な幻想的情景や実際には撮影しにくい映像を創造する。かつては光学処理に頼っていたが、現在はCGによる処理が一般的。
SFXプロダクション エスタブリッシュメント・ショット
CGの利用により、複雑化したSFXの処理をうけおう、SFX専門の製作会社のこと。ジョージ・ルーカスの「I.L.M」(インダストリアル・ライト&マジック)、ジェイムズ・キャメロンが創設者の「デジタル・ドメイン」が有名。 ここぞというキメのシーンなどで、これ見よがしに提示されるショットのこと。ハリウッド映画やTVドラマなどのストップモーション・シーンなどがその好例。
艶笑コメディ オーバーラップ
セックスネタをやんわりと喜劇ネタにし、男と女の戦いを描いたコメディ。 演出および撮影技法のひとつ。強調したいショットで音楽のボリュームを上げたり、クロースアップで情景や人物を強調すること。よく使われる“重なる”という意味とは異なる。
お蔵入り オプティカル合成
撮影が終了して作品も完成し、試写も組んだのに、突如として社会情勢やスタジオの内部事情などにより、一般公開できなくなった映画のこと。 ブルーマットなどを用い、2つ以上の映像を重ね合わせるローテクの合成技術。マット合成とも呼ぶ。具体的には、背景映像と、俳優の演技とを別々に撮影し、それを1本のフィルムに焼きつけて完成する。
オムニバス
いくつかの短編を構成して、1本の映画としたもの。「トワイライト・ゾーン」が有名。