【サ行】


サイレント(無声)映画 サウンドトラック(サントラ)
音のない映画をサイレント(無声)映画と呼ぶ。’27年に音入り映画が登場するまで主流だった。 フィルムの余白にある音を記録した部分のこと。光学的に変換した音のデータをフィルムに焼きつけ、これを映写機で読み取ることで音を再生する。また、映画内で使われた音楽だけをCDに採録したものをサウンドトラック盤(サントラ)と呼ぶ。
サスペンス シーコール
ある状態が引き延ばされた(サスペンド)宙づり状態のこと。観客にストーリーの結末を最後まで教えず、不安を感じさせる作品の総称。 ある映画が大ヒットした後につくられる続きの物語のこと。
ジェネレーションX 自主映画
’90年代のアメリカに生きる若者を描いた映画として、日本では“ウィノナ・ライダー”の「リアリティ・バイツ」(’95)が話題になった。 監督が自分の作りたいように撮った劇場公開を考えない映画の、日本での総称。
シネマ・コンプレックス シネラマ
ひとつの建物のなかに10近くの映画館(スクリーン)を併設した劇場スタイル。’80年代アメリカで提唱され、その後世界の映画館の主流になった。マルチ・コンプレックスとも言う。 カメラを3台使って、広い画角を得られるようにした映写方式。現存する方式の中ではもっとも横長な画面。
ジャパニメーション ジャンプ・カット
以前は、粗悪なアニメという意味を含んでいたが、現在は普通に日本のアニメのことを言う。大友克洋の「AKIRA」など高い評価を得ている。 連続したシーンから数秒ないし数十秒をわざと抜き、シーンがジャンプしたように見せる編集技法。もともとは上映時間短縮のための方策だった。
ジャンル映画 スーパーインポーズ
ハードボイルドなど枠組みに沿ったスタイルをもつ映画。 字幕のこと。画面隅に文字を上書き挿入することからこう呼ばれているが、本来はサブタイトルが正式な呼び名。
スクリーンサイズ スコア
サイレント時代から現在まで、映画の画面サイズは様々。1対1.33のスタンダード・サイズから、1対2.35のシネマスコープが’50年代に生まれ、さらに同じころ現在も主流の1対1.85のビスタビジョン・サイズが誕生した。また、1対1.66のユーロ・ビスタ・サイズもある。 楽譜のこと。映画では劇中で使われる映画音楽のことを指す。作曲家をスコア・ライターと呼ぶこともある。
スタジオ・システム スタント
映画の企画、製作、そして劇場経営までを含めて映画会社が一貫経営するシステム。ハリウッドで確立されたシステムで、監督、俳優まで自社専属として契約し、囲い込むのが通例だった。’50年代初頭まで続いたが、独占禁止法に抵触、劇場経営部門が切り離されるとともに崩壊した。 危険なシーンなどの撮影に際し、主演のスター俳優の身代わりになる人のこと。ボディ・ダブルとも呼ばれる。
スタント・イン ステディカム
スタントマンの別称、代役。ヌードの身代わりのように体の一部だけを提供する場合もある。 手持ち移動撮影のとき、ブレを防ぐために使う振動吸収型撮影装置。ヘリコプターからの撮影などでも使われる。
ストップ・モーション スペクタクル
アニメーションの技法のひとつ。人形などを、少しずつ動かしてはワンカットごと撮影していき、一連の動きをつくっていく。コマ送りによる映像で観客に強く印象づけるのによく使われる。 巨大セットやぼう大なエキストラを使い、壮大なスケールで描く超大作の総称。ばく大な製作費がかかるため、現在はCG合成が使われる。
スラップスティックコメディ 製作会社
人間の体を張った演技を重視。追いかけっこを基本とし、そこで巻き起こる様々な動きを笑いへと昇華させる。ドタバタ喜劇とも呼ばれ、サイレント時代に量産された。バスター・キートンが有名。 映画スタジオ。現在のハリウッドではパラマウント、20世紀フォックス、ソニー・ピクチャーズ、ユニバーサル、ウオルト・ディズニー、タイム ワーナーが6大メジャー。
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製作総指揮 セカンド・ユニット
エグゼクティブ・プロデューサー。プロデューサー及び監督を総括する位置にあり、作品の基本ラインを決める権限をもった最高責任者。 ひとつのシーンを違った場所から撮る場合や、予算および時間の問題などで異なったシーンを同時期に撮らねばならない場合などに、メインの撮影チームを補完するために構成される撮影チーム。B班ともいう。
セット・デザイナー
美術監督、プロダクション・デザイナーとほぼ同義。作品の背景となる大道具の装飾を主に手がける。


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