この度念願の「お茶の間シアター」を構築することが出来ました。
そこでシステムの仕様と批評を掲載します。
私自身この分野は素人レベルですが、これまでに学んだ事から、AV用語の意味や入門用ベストバイモデルも紹介していますので計画中の方は参考にして下さい。
PS.この分野に詳しい方は参考にならないと思いますが・・・

1.Myシステム紹介
※TVは昨年購入した物を使用し今回は予算10〜15万円でDVDプレーヤー、AVアンプ、スピーカーシステムを揃えようと検討した結果、下記のシステムになりました。

・TV(SONY製KV−29DR5、「WEGA」)

1999年7月購入。
定価18500円→実売129000円
29型のFD Trinitron管を使用している為、発色は良く画面のちらつきも無くひじょうに見やすい画面。
映画を観るにはワイドが良いが、通常のTV放送や価格・大きさを考慮しこのモデルを選択。
もちろんコンポーネント映像出力端子付です。

【コンポーネント映像出力】
映像信号を3つの信号(Y/Cb/Cr)に分けて出力し、画質の劣化を防ぎ高画質映像を出力する。
輝度信号と2つの色信号を独立した信号として伝送する。

・DVDプレーヤー(Pioneer製DV−525)

2000年5月購入。
定価49800円→実売29500円
当初は操作性や相性などを考え、同一メーカーで統一しようとしたが、Pioneer製しかCD−Rを再生出来なかったのでこのモデルをチョイス。
(SONY、Panasonic製の一部のモデルはCD−Rを認識しなかった)
メーカーの下位モデルたが、価格も安価で見た目も良く機能も充実している。
トレイの出方が安っぽく、ディスクの回転音が多少するが、音が出ていれば全く問題無いレベル。

【DVD】
開発当初はデジタル・ビデオ・ディスクが正式名称だったが、多機能なディスクになった為、ビデオがバーサタイル(多様な)に変更された。

【ドルビーデジタル】
ドルビー研究所が開発した5.1チャンネルの完全独立デジタルディスクリート方式のフォーマット。フロント3ch(フロントL・R、センター)とサラウンド2ch(リアL・R)、低音効果用の0.1ch(ウーファ)の信号が対応ソフトに完全ディスクリート状態で記憶されている。このため、チャンネル間のクロストークもなく、音の遠近感、移動感、定位感など立体感のある音場をリアルに再現。アナログ方式のドルビープロロジック・サラウンドに比べ、リアルで圧倒的な臨場感を生み出します。

【dts】
米国のデジタル・シアター・システムズ社が開発した劇場用デジタル音声システムで、もっとも新しいデジタルサラウンド再生方式。信号のチャンネル数はドルビーデジタルと同じく5.1ch。メディアに記録する際の音声データの圧縮率がドルビーデジタルに比べて低く、デコードする際の情報量が多くなるので、より厚みのあるクリアな高音質再生が可能となっている。又、ダイナミックレンジが広く、高分解能のサウンドが得られる為、迫力のある効果的な音場再生が可能となる。

・AVアンプ(YAMAHA製DSP−R795)

2000年5月購入。
定価88000円→実売39800円
DENONのAVR−1800−Nも検討したがYAMAHA製スピーカーとのマッチングや「シネマDSP」を体感したかったのでYAMAHA製を選択。
DSP−A525a(YAMAHA製)を購入するつもりでいたが在庫無しで、メーカーでも製造中止の為、入手は困難。
1クラス上のこのモデルが特価の39800円で販売していたので購入した。しかし、私はDSP−R795のつもりで購入したのだが、自宅に帰り実機を見てア然。フロント型名末尾のが無いではないか。それに背面の端子が若干異なる。
色々と調べて見ると前モデルだとわかり「やられた!」と思った。でも、DSP−R795との違いは、ハード面ではDVD/LD用のS端子入力の追加とセンター・リアスピーカー端子が大型ネジ式ターミナルに変更になった事。音質面では低音が若干豊かになったらしい。基本的なクオリティは変わっていないからそのまま使用する事にした。
本体はズッシリと重く見た目も高級感があり、とても実売39800円には見えない。
ヤマハが誇る「シネマDSP」により音場プログラムは25種類あり、かなり遊べる。

・スピーカーシステム(YAMAHA製で統一)
2000年5月購入。
メインL・R、リアL・R(NS−10MM) センター(NS−C103) ウーファ(YST−SW45)
定価36000円→実売26000円(計4台) 定価8000円→実売6500円 定価20000円→実売15800円
部屋の大きさや価格を考えると、コンパクトサイズのこのシステムがベストと思い購入しました。色々と聴き比べ、その中から納得の行く物を選択するのが理想だが予算が決まっていたので、ある程度妥協しなければならない。それに大型のスピーカー6台を設置するにはスペース的に問題があり、特にリアスピーカーの置き場所には頭を抱える。しかし、このリアスピーカーのバッフル面はVHSテープの大きさなので、部屋の後方コーナー天井部分に設置できる。
映画を観る場合、音色が同一のタイプが良いので、このパッケージで統一しました。
※スピーカーケーブルは適切な長さに切って設置しましょう。余ったケーブルを束ねたままだと音質が劣化しますよ。

2.Myシステム総評
早速、定番の「マトリックス」「浜崎あゆみ」のミュージッククリップ集を購入してDVD初体験。
「浜崎あゆみ」を再生して画質・音質チェック。まず画質に関しては何の不満も無くDVDのクオリティの高さを実感できた。映像のきめ細かさや鮮明さは素晴らしく、この映像を見たらビデオで見る気がなくなりますよ。下位機種のDVDプレーヤーでも十分と納得しました。音楽ソフトの場合キャプチャーで一発選曲はありがたい機能です。
次に音質チェック。AVアンプの性能は入門用としては贅沢なレベルだが、スピーカーがアンプに負けている。なんとなく音に厚みが無く、鮮明さに欠ける感じだ。まぁこのサイズ・価格を考えれば十分納得のいくレベルかな。CDなどの音楽ソフトを中心に聞く人は、1クラス上のスピーカーシステムをチョイスすれば良いが、後は予算との相談ですね。この世界は上をみるときりが無いからね。
「シネマDSP」の音場プログラムを切り換えるとモードによって違いが明確で自分好みの音場を選択出来る。遊べるマシンです。

次に「マトリックス」を再生して5.1chを体感する。映画の場合、音質に関しては、それ程気にならないのでこのスピーカーで良しとしよう。
それにしても5.1chサウンドは凄いね。弾丸が部屋中飛び交っているようだし、薬きょうが床に落ちる効果音などがリアルに表現されている。

3.以上の事を踏まえて私が選ぶ“入門用ベストバイモデル”を紹介します。(2000年5月)

・TV
スペースや予算のある人は“プロジェクター”といきたいが、通常はTVを使用するだろう。やはり画面は大きい方が良いがスペースや予算の関係である程度制限されてしまう。
私的には“36型のフラットワイド”がベストだと思う。映画を観るにはワイドがいいが、通常のTV放送はスタンダード画面が自然だ。(どうもワイドのつぶれた画面は我慢できない)このサイズならスタンダードサイズで観ても小さく感じないし、映画も迫力のワイド画面で堪能できる。(でもさ、このサイズはチト高いんだよね)
無論DVDとの接続用にコンポーネント映像出力端子は必須。

・DVDプレーヤー
各社より上・中・下位モデルとして5〜10万円の価格帯で発売されているが、下位モデルで十分だと思う。多機能や更なる高画質を求めるなら上位機種を選択すれば良いがあまり変わりは無いと思うよ。
ドルビーデジタル、dtsを楽しむにはデコーダーが必要だが、これはAVアンプに内蔵されていればいい。DVD側は「対応」していれば問題無い。
最近は手軽に音楽CDをCD−Rに書き込む事が可能になったが、DVDプレーヤーでCD−Rの再生を考えている人は機種が限定されてしまう。私の調べた限りPioneer製しか対応していなかった。購入前にCD−Rを持参してチェックした方がいいですよ。カタログや店員の話はあてにならないからね。

・AVアンプ
システム構築で一番悩むのはコレじゃないかな。機種も豊富で価格もピンキリだし各社の味付けも違うしね。素人レベルの私としたはどれが良いとは断言できない。やはり予算内で決めるしか無いと思う。評判の良いモデルではYAMAHAのDSP−AX1があるが定価が35万もするので一般的レベルではない。そうなると入門用としては定価5〜8万円あたりが妥当かな。私が購入したモデルもこの価格帯に属するが「シネマDSP」が体感したいという人には一押しですが、近々(2000/6月)DSP−A5というモデルが新たにラインアップされるのでこちらを選択するのも良いかと思われます。このモデルは96KHz/24bitのD/Aコンバータを搭載している。しかしソフトがこれに対応していなかったら意味がない。今後、このフォーマットに対応したソフトが増えて行くかは不明たが現時点では必要ないと思う。
純粋に音にこだわりたいならDENONのAVR−1800−Nもオススメです。

・スピーカーシステム
一番いいのは電気店などで実機を聴いて納得の行くものを選べば良いが、計6本のスピーカーを揃えなければならない為、ハイパフォーマンスを求めるとかなりの出費になる。音質にそれ程こだわらなければ私のスピーカーシステムはオススメ。価格の割りに頑張っていると思うしコンパクトだから設置場所にも困らない。まずは低価格のシステムでスタートして徐々にグレードアップするのも面白い。上記でも述べたがお金とスペースに余裕のある方はハイグレードモデルを選んで下さい。

以上、素人レベルで生意気にも“入門用ベストバイモデル”として紹介してきたけど、このシステムを揃えれば大抵の人は納得出来ると思います。

4.今後の行方
1.スピーカーケーブルは付属のものを使用しているが、近日中に太いタイプに変更したい。ケーブルも50円/m〜数万円/mとピンキリで悩んでしまう。スピーカーがたいしたことないので500円/m程度のものを購入しようと考えているがケーブル長のトータルが20mになるのでこれだけで1万円の出費になる。

2.せめてメインL.Rスピーカーだけでも1クラス上のものに変更したいが、もうちょっと様子をみよっと。