ふ る さ と
1番
兎(うさぎ)追いしかの山
小鮒(こぶな)釣りしかの川
夢は今もめぐりて
忘れがたきふるさと
2番
如何(いか)にいます父母
恙(つつが)なしや友がき
雨に風につけても
思いいずるふるさと
曲の由来
作詞 高野辰之(1876〜1948)
作曲 岡野貞一(1878〜1941)
大正3年6月「尋常小学唱歌」
この曲も高野辰之、岡野貞一の二人によって作られた名曲である。くどくどしい表現が無く、数少ない言葉でひとつの世界を創り上げている水準の高い優れた作品である。