大正3年6月「尋常小学唱歌」 日本中どこにでもある春の平均的な田園風景を思い浮かべるが、実は作詞者高野辰之が生まれ育った奥信濃の状況を生き生きと詠いこんだものである。千曲川のまわりに灯油をとるための菜の花畑が広がっていたという。