十五夜お月さん

   十五夜お月さん ごきげんさん
      ばあやは おいとま とりました
   十五夜お月さん 妹は
      いなかへ もられて いきました
   十五夜お月さん かかさんに
      も一度 わたしは あいたいな
曲の由来
作詞 野口 雨情(1882〜1945)
作曲 本居 長世(1885〜1945)

 野口雨情は、童謡・民謡の作詞を多数手がけ、「七つの子」、「波浮の港」、「青い目の人形」などは、現在に至るまで広く愛唱されている。

 本居長世は、本居宣長の子孫で、「七つの子」、「青い目の人形」などの野口雨情の詩に曲をつけたり、「汽車ポッポ」などの親しみやすい多くの作品をつくっている。

 この歌は、雨情が少しの間、妻と別れて暮らすことになり、子供とともに妻を見送る晩のこと。子供は雨情の着物の袖をしっかりと握りしめて母を見送ったが、その時の言葉に出せないこども心を代弁してうたったものである。