通りゃんせ
   通りゃんせ 通りゃんせ
   ここはどこの 細道じゃ

   天神さまの 細道じゃ
   ちっと通して 下しゃんせ

   御用のないもの 通しゃせぬ
   この子の七つの お祝いに

   お札を納めに まいります
   行きはよいよい 帰りはこわい

   こわいながらも
   通りゃんせ 通りゃんせ

曲の由来
詞  わらべうた
作曲 本居 長世(1885〜1945)

 本居長世は、本居宣長の子孫で、「七つの子」、「青い目の人形」などの野口雨情の詩に曲をつけたり、「汽車ポッポ」などの親しみやすい多くの作品をつくっている。

 この歌は、江戸時代に江戸地方で歌われていた単純、素朴な童歌を本居長世が優雅な作品に仕上げてから全国的にひろがり、歌われるようになった。