茶   摘

1番
   夏も近づく  八十八夜
   野にも山にも  若葉が茂る
   あれに見えるは  茶摘じゃないか
   あかねだすきに  菅の笠
2番
   ひよりつづきの  今日このごろを
   心のどこかに  摘みつつ歌う
   摘めよ  摘め摘め  摘まねばならぬ
   摘まにゃ  日本の茶にならぬ
曲の由来
文部省唱歌

明治45年3月「尋常小学唱歌」
 「せっせっせのよいよいよい」の手合わせ遊びの歌でも有名な曲。子供達の間では今でも「トントン」と合いの手を入れながら歌っている。歌詞に詠われている茶摘み娘の姿は見られなくなったが、夏が近づくと思い出す懐かしい歌である。