揺りかごの歌
1番
   揺りかごのうたを
   カナリアが歌うよ
   ねんねこ ねんねこ
   ねんねこ よ
2番
   揺りかごのうえに
   枇杷の実が揺れる よ
   ねんねこ ねんねこ
   ねんねこ よ
3番
   揺りかごのつなを
   木ねずみが揺する よ
   ねんねこ ねんねこ
   ねんねこ よ
曲の由来
作詞 北原 白秋(1885〜1942)
作曲 草川  信(1893〜1948)

 この歌は、「揺りかご」、「カナリヤ」、「木ねずみ」といったハイカラでやわらかい言葉をちりばめる反面、昔からの子守歌の中にある「ねんねこ ねんねこ」といった言葉をうまく取り入れ、日本人の郷愁を誘う歌に仕上げられている。

 草川信は、白秋などの詩に曲をつけた50ほどの作品があり、その他にも「夕焼小焼」など覚えやすく、やさしい雰囲気の童謡をたくさん作っている。