袋井宿

この辺りは平地で
なんにもさえぎる物はない。

葦簾(よしず)がけの
茶店で人々は休む。


弥次さんや、また一服
休みたくなった。

喜多さんよ、江戸と京都の
中頃かな。

弥次さんよ、もう半分ぐらいだ。
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